メディア・インテグレーションは、仏MODARTTのフィジカルモデリング・ピアノ音源「Pianoteq 8」の販売を開始した。「Stage」「Standard」「PRO」「Studio Bundle」の4エディションを用意しており、価格はStage/21,900円、Standard/42,600円、PRO/62,800円、Studio Bundle/142,000円。
「Pianoteq 8」は、仏MODARTTが提供するフィジカルモデリング・ピアノ音源。最新バージョンでは、ユーザーインターフェイスを一新。見やすさ、使いやすさを向上させている。また、全てのアコースティックピアノ、ヴィンテージエレクトリックピアノ、コンサートハープを精緻化し、より信憑性と演奏性を高め、レコーディング、パフォーマンスに最適となるよう調整を行ったとのこと。さらに物理モデリング楽器の新しいカテゴリー「Nylon Classical Guitar」を用意。ユーザーインターフェイスはギタリストでなくとも使えるようにデザインされており、12弦のアコースティックギターから、ギリシャのブズーキ、エレクトリックギターまで、さまざまなプリセットを収録している。
製品ラインナップは、ユーザーが選べる拡張音源が2つ付属する「Stage」、3つ付属する「Standard」、4つ付属する「PRO」、すべての拡張音源が収録されている「Studio Bundle」の4エディション。互換性のあるiOS版アプリも近日中にリリースされる。
なお、Stage最新版からStandard最新版へのアップグレード(20,600円)Stage最新版からPro最新版へのアップグレード(41,600円)、Standard最新版からPro最新版へのアップグレード(20,600円)はメディア・インテグレーション運営のオンラインストアで購入できるが、旧バージョンからのアップグレードは、現時点でMODARTTのサイトのみでの取り扱いとなっている。
必要システムは以下の通り。
- 対応OS(64bit):Windows 7以降(Intel Core iシリーズ以上)、 macOS 10.11以降(Apple Silicon[M1]対応)、 Linux(x86 and ARM)
- 対応フォーマット: VST(2/3)、AAX、Audio Unit 2、NKS、スタンドアローン
- その他:RAM空き容量1GB以上、40MB以上のディスク空き容量、インターネット環境、Windowsの場合のみ、ASIO対応サウンドカードとドライバ