スパコロはこのほど、喫煙者を対象とした「利用実態調査 たばこ編」の結果を発表した。調査期間は2022年11月4日~7日、調査対象は全国20~60歳の喫煙者、有効回答は1,000人。
1年以内利用率、1位「JT」
主要たばこメーカー別の製品利用状況を調べたところ、「JT」は利用経験率80.6%、1年以内利用率64.0%、「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」は利用経験率57.2%、1年以内利用率20.4%、「フィリップモリス」は利用経験率54.6%、1年以内利用率33.1%となった。
たばこに関する情報の入手経路については、1位「友人・知人とのコミュニケーション」(26.5%)、2位「販売店」(18.6%)、3位「公式ウェブサイト」(13.0%)、4位「インターネット上の広告」(12.8%)と続いた。
たばこを選ぶ際に重要視することを聞くと、1位「味」(31.8%)、2位「価格の安さ」(29.8%)、3位「吸った感じの重たさ・軽さが合う」(29.3%)、4位「入手のしやすさ」(20.7%)、5位「ニコチンの量」(18.8%)となった。
次に、たばこメーカーの乗り換え割合について、1年以内利用率が最も高かったJTを対象に調査を実施。1年前時点でJTを主に利用していた人に、現在主に利用しているメーカーを質問したところ、「JT」が89.5%、「フィリップモリス」が5.5%、「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」が3.8%、「その他」が1.2%となり、直近1年間で約1割が他メーカーの製品に移行していることが明らかになった。
銘柄を変えた理由については、「価格が高くなったから」が圧倒的に多く56.5%。次いで「もらいたばこをした時においしかったから」と「他社のトライアルサンプルを貰ったから」が同率の13.9%と続いた。