女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』(毎週火曜21:00~)第7話がきょう6日に放送される。

  • 『科捜研の女 2022』第7話より=テレビ朝日提供

第7話は、乗馬ファームで馬主の男性が遺体となって見つかるところからスタート。同時に、被害者が所有する元競争馬“ウィンター号”が行方不明になっていることも判明する。まもなく、ウィンター号は現場近くの映画撮影所に迷い込んでいたところを無事発見されるが、事件発生時現場で犯行を目撃していた可能性が高いことがわかる。“動物行動学”を専門とする准教授・生駒遥夏(石井杏奈)から、馬には優れた記憶力があり、人間の顔を覚えることができると聞いた榊マリコ(沢口)は、ウィンター号による“面通し実験”を実行。その結果、意外な容疑者が浮かび上がっていく。

これまで『科捜研の女』ではイヌやネコ、ウシやサルが事件現場に居合わせ、目撃者となることはあったが、動物の記憶力を信じて“面通し”まで行うのは初。また、数々の悪人を取り押さえてきた土門薫(内藤剛志)も今回はウィンター号の確保に動き、「刑事は長いが、迷子の馬を捕まえたのは初めてだ」と驚くなど、異例ずくめの回となっている。

石井演じる事件の鍵を握る動物行動学者・生駒遥夏は、当初ウィンター号を証拠品のように扱おうとした科捜研メンバーに反発したものの、馬に敬意を払うマリコに態度を軟化させ、面通し実験に協力する。はたして、馬が証言する真実とは。