京阪電気鉄道は5日、京阪線と石清水八幡宮参道ケーブルで3年ぶりとなる大みそかの終夜運転を実施し、「プレミアムカー」を年越し運行すると発表した。1月1~3日にかけて正月ダイヤとし、京橋~七条間ノンストップの快速特急「洛楽」を運転する。

  • 京阪線で3年ぶりに大みそかの終夜運転を実施。「プレミアムカー」の年越し運行も予定している

大みそかの終夜運転は、京阪線(京阪本線・鴨東線、中之島線、交野線、宇治線)で12月31日18時から1月1日7時まで実施。京阪本線・鴨東線では、特急を淀屋橋駅23時台発まで約20~25分間隔、急行を淀屋橋駅25時台発まで約20~30分間隔、準急または普通を23時から5時まで約20~30分間隔で運転する。中之島線、交野線、宇治線は、23時から5時まで普通を約20~30分間隔で運転。石清水八幡宮参道ケーブルは約5~15分間隔で運転される。

「プレミアムカー」を連結した8000系と3000系は、大みそかダイヤにおいて特急および一部の急行で運転。12月17~31日の期間、8000系3編成を対象に大晦日終夜運転復活ヘッドマークを掲出する予定となっている。

  • 年末年始の列車運転について

  • 大晦日終夜運転復活ヘッドマークデザイン

正月ダイヤは1月1~3日の昼間時間帯(9~16時台)に適用。京阪本線・鴨東線は特急・急行・普通をそれぞれ約15分間隔で運転する。中之島線は普通を約10~15分間隔、交野線と宇治線は普通を約15分間隔で運転、石清水八幡宮参道ケーブルは約5~10分間隔で運転される。

京橋~七条間ノンストップの快速特急「洛楽」は、1月1~3日に1日あたり午前の京都方面5本、午後の大阪方面4本を運転。停車駅は淀屋橋駅、北浜駅、天満橋駅、京橋駅、七条駅、祇園四条駅、三条駅、出町柳駅(枚方市駅、樟葉駅、中書島駅、丹波橋駅は停車しない)。快速特急「洛楽」全車両を対象に「初詣洛楽」ヘッドマークを掲出する。

  • 「初詣洛楽」ヘッドマークデザイン

  • 「京阪電車 京あめ」

正月ダイヤにおいて、「プレミアムカー」を連結した8000系・3000系は快速特急「洛楽」のほか、特急および一部の急行として運転される。なお、1月1日0~2時台の「プレミアムカー」と、1月1~3日の快速特急「洛楽」および特急の「プレミアムカー」(京橋~枚方市間)に乗車すると、京都宇治の伝統京あめ「岩井製菓」によるプチギフト「京阪電車 京あめ」(「プレミアムカー」車両カラーをイメージして製造)がプレゼントされる。