アイランドは12月1日、「2022年のトレンド料理ワード大賞」を発表した。調査は10月25日~11月2日、今年SNSで話題になった料理関連ワードの検索数や投稿数などを基に選出し、20代〜60代以上のユーザー450名(男性7%、女性92%ほか)を対象にWebで行われた。
2022年「トレンド料理ワード」の大賞に輝いたのは、「節約料理」だった。著しく食品の値上げが実施された今年は、少しでも支出を減らしながらも、栄養バランスを考慮した満足度の高い料理を作ろうと意識したアイデア料理の割合が増加。食材としては鶏むね肉、もやし、豆腐、ちくわが人気に。
続いて、インパクトのあるネーミングでSNSで爆発的にヒットした「麻薬卵」が2位にランクイン。保存容器に刻んだ長ねぎやにんにく、唐辛子などの調味料を入れ半熟卵を漬けた韓国発の味付け卵で、おいしくて中毒性があるという意味から「麻薬」というネーミングに。味玉のアレンジが広がったという声も多く何度も作る人が続出した。
3位には、韓国料理の続く中、こちらも上半期に続いて「ヤンニョム〇〇」がランクイン。ヤンニョム肉団子、ヤンニョムちくわなど、チキン以外のものにも使う人が増えている。各社から相次いで発売されている市販のヤンニョムだれも人気に。
4位は、YouTubeでお馴染みの「リュウジ」さん。手軽な材料と調味料で簡単に作れるレシピに定評があり「おいしくて家族にも好評」「今年一番どハマリした」という声も。Twitterで日夜更新する「簡単・爆速レシピ」など、SNS総フォロワー数は700万人超。テレビや雑誌でも幅広く活躍し著書が「料理レシピ本大賞2022」を受賞した。
続いて、アラジンから発売されている遠赤グラファイトを搭載したトースター「アラジントースター」が5位にランクイン。短時間かつ高温で一気に焼き上げ、外はカリッと中はもっちりとしたトーストを焼くことができ、スタイリッシュな色やデザインも人気に。
以下、6位に唐辛子、クミン、にんにくなどを使用した地中海生まれの万能調味料「ハウス食品 魅惑のハリッサ」、7位は“あと引く味付け”をした「やみつききゅうり」、8位は「料理の豆知識ツイート」、9位は韓国語で“おにぎり”という意味の「チュモッパ/チュモクパプ(韓国おにぎり)」、10位はイタリアのスイーツ「ボンボローネ/クリームドーナツ」が上位にランクインした。