アスマークは12月1日、「生理用品に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は11月15日~23日、全国の10~40代の月経がある女性600人を対象に、インターネットで実施した。

  • あなたが生理用品に費やす月の平均金額についてお知らせください

生理用品に費やす月の平均金額について尋ねたところ、72.2%が「1,000円未満」、22.3%が「1,000円~2,000円未満」と答えた。世帯年収別に見ると、200万円未満と700万円以上の層で「1,000円未満」が多い傾向にある。

家庭の現在の経済状況について聞くと、30.2%が「やや経済的に余裕がある」、26.7%が「あまり経済的に余裕はない」と答えた。世帯年収別に見ると、400万円未満の層において、経済的な余裕がなくなってくる傾向があった。逆に、700万円以上の層では、比較的経済的に余裕がある人が多くなっている。

世帯年収別に、生理用品の購買における現状について当てはまるものを尋ねた。「必要なものでもあまり購入できていない」「必要なものが全く購入できていない」は、年収300万円以上の層は5%以下であったのに対し、300万円未満の層では14%~16%と高くなっている。

一方、1,000万円以上の層では、2割以上が「必要なもの以外にも、気になる生理用品や関連用品を購入している」と答えている。

  • 生理用品の購買におけるあなたの現状について、当てはまるものをお知らせください

普段、生理用品を購入する場所を聞くと、「ドラッグストア」(92.7%)が最も多く、「スーパー」(20.5%)、「ネットショップ」(11.5%)と続いた。

  • 普段、生理用品を購入する場所を全てお知らせください