『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と『忍風戦隊ハリケンジャー』が奇跡のコラボを果たし、東映特撮ファンクラブ(TTFC)オリジナル『忍風戦隊ハリケンジャーwithドンブラザーズ』が、2022年12月25日より配信されることが決定した。

毎週日曜午前9時30分からテレビ朝日系にて放送中の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にて、鬼頭はるか(演:志田こはく)が働いている「喫茶どんぶら」に、今年2022年に20周年を迎えた『忍風戦隊ハリケンジャー』の椎名鷹介(演:塩谷瞬)、野乃七海(演:長澤奈央)、尾藤吼太(演:山本康平)の3人がやってきた。彼らはなぜ喫茶どんぶらにやってきたのか?

『忍風戦隊ハリケンジャー』は、2002年~2003年に放送された、スーパー戦隊シリーズ第26作。忍者をモチーフとしたスーパー戦隊であり、キャッチコピーは「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」。従来のような5人編成ではなく、初期メンバーの人数はレッド、ブルー、イエローの3人。「ハリケンジャー」とは異なる、別の目的で動く組織「ゴウライジャー」が登場し、互いに敵対しながらも後に共闘するという新要素が話題となった。

2013年、放送終了から10年を記念して、Vシネマ『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』が制作され、以降『特捜戦隊デカレンジャー』『炎神戦隊ゴーオンジャー』『海賊戦隊ゴーカイジャー』と10周年ムービーが作られるきっかけに。そして2023年初夏には『忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary』が期間限定上映されることが決定している(DVD&Blu-ray同年10月25日発売予定)。

  • 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の舞台である【喫茶どんぶら】になぜか疾風流の忍者のたちの姿が。はるかの行動の訳は?

  • ドンモモタロウ(左)とハリケンレッドが対峙…! 当然、何も起こらないはずもなく……

  • この作品でしか見られない!? 制服姿の鷹介(左)と七海。学園忍者恋愛ドラマの開幕!?

この10周年、20周年作品の企画者でもある尾藤吼太役の山本康平は、野乃七海役の長澤奈央とともにTTFCでもTTFCオリジナル番組『山本康平の忍び道』を企画。TTFCオリジナル作品の『ヒーローママ★リーグ』や『シリーズ怪獣区 ギャラス』の制作に繋がった。

12月25日からTTFCで配信される『忍風戦隊ハリケンジャーwithドンブラザーズ』は、そんな『忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary』に先駆けて、忍風戦隊ハリケンジャーに再会できる。また暴太郎戦隊ドンブラザーズとの共演が見られるのは本作品だけとなっている。

塩谷瞬 コメント

久しぶりの現役戦隊との共演、凄く生き生きとお芝居をしている姿に刺激を頂きました。戦隊や特撮は時代を表す部分があると僕は考えますが、最新の流行や思考性が脚本やキャラクターの随所に感じられて、面白いなあと思いながらのあっという間の撮影でした! スタッフさんやアクションチームの方々の新しい風も凄くパワーがあって魅力的でした。もっと一緒に芝居したい!と思いました。 TTFC会員、ハリケンジャーファンの皆様、いつもありがとうございます! みなさんの応援で史上初めての夢をどんどん叶えて言っております! 「夢は叶う」×「有言実行」 伝説の後継者たちはまだまだ「伝説」に向かって走っていくので、応援宜しくお願い致します!

長澤奈央 コメント

ハリケンジャー20周年のアニバーサリーイヤーにドンブラザーズの皆さまと一緒に新作を撮りました。いつもテレビで見ているあの場所に行けてテンション上がっちゃいましたよ!! 久しぶりの戦隊の現場でしかだ、実家に帰ったような安心感…… 当時お世話になった方々も遊びにきてくれてとーっても楽しかったです。京都での撮影とは違う雰囲気でしたがこれぞホーム!という感じで、みなさまにも喜んでもらえると思います。是非お楽しみに!!

山本康平 コメント

現役戦隊のドンブラザーズとコラボできるなんて夢みたいでした。鬼頭はるか役の志田こはくちゃんとは干支2周も差があってビックリしましたが、(娘に近い)そりゃそうか、20年前だもんなハリケンジャーって改めて時間の経った事を感じました。 イエローが似合う素敵な女優さんでした。20年経ったハリケンジャーが皆様にどの様に映るのか?ドンブラザーズ好きな皆様にどの様に映るのか? 不安ではありますが、20年前の戦隊と現役戦隊の夢のコラボを是非楽しんで下さい!

谷本健晋監督 コメント

この度『忍風戦隊ハリケンジャーwith ドンブラザーズ』で初監督を務めさせていただきました。ハリケンジャーは放送時毎週楽しみに見ていた番組だったので、まさか自分が演出させていただけるとは本当に嬉しい限りです。今作品は、当時のハリケンジャーをリスペクトしつつ、自分が思う「カッコ良いヒーロー」要素を出来るだけプラスしてみました。ドンブラザーズからはドンモモタロウも参戦し大暴れ!2大レッドの共演も激熱で、撮影中自分は何回も「カッコ良い!」と心の中で叫んでいました笑。いろいろな思いの詰まった作品となっていますので是非皆様に見ていただければと思います。お楽しみに!

塚田英明プロデューサー(東映)より監督への応援メッセージ

デビュー作には、その後の名監督を構成する要素の全てがギュウウッと詰まっています。スピルバーグの『激突!』、ゴダールの『勝手にしやがれ』、タランティーノの『レザボア・ドッグス』。『忍風戦隊ハリケンジャーwith ドンブラザーズ』もまた、そんな系譜に連なる一本であります。ただでさえワチャワチャ系の2戦隊、ハリケンジャーとドンブラザーズが出会ったら相当な騒がしさですが、この喧噪を「デビュー作ならではのガムシャラな勢い」で演出したのは、谷本健晋。通称・ケンシン監督です。ケンシン監督はアクションチームBOSの所属で、デビュー作にしてアクション演出が既に得意技! 武器というか、軸を持っているクリエイターは強いです。サービス精神旺盛かつ、アイデア満載の初演出をご堪能ください。ちなみに脚本家も、デビューではないものの、超・新進気鋭の西駿人さん。脳内に「地球(ほし)の本棚・特撮コーナー」を持つ男が、鬼頭はるか目線で描いた良質コメディは、小ネタをばらまきながら、勢いよく疾走するストーリーになっています。そんなわけで、勢いありすぎて「アッ」と言う間に終わっちゃうかもしれない痛快作! シュシュッとお楽しみください。

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