ネオジャパンは12月1日、「チャットツールに関する実態調査」の第2弾を発表した。調査は8月~9月、業務でチャットツールを使う20代~50代のデスクワーカー400名を対象にインターネットで行われた。

  • もらって好感が持てる絵文字

    もらって好感が持てる絵文字

対面のコミュニケーションに比べると感情が伝えにくいチャットツール。実際の表情に代替する手段として、絵文字を使って思いを伝えようとするビジネスパーソンも多いよう。では、どんな絵文字が「好感が持てる」のでしょうか。

「ビジネスチャットで上司や先輩からもらって『好感が持てる』ありがとうは?」と質問したところ、「にこにこ絵文字」が1位を獲得。世代別に見ても、若手からベテランまで高い支持を得ており、部下や後輩に感謝を伝える時は、この絵文字を使っておけば間違いなさそう。次点は「サムズアップ」だった。

続いて、部下や後輩からもらって好感が持てる「よろしくお願いします」を聞いたところ、こちらも「にこにこ絵文字」が1位に。また、2位にランクインした「おじぎする人絵文字」も世代問わず人気が高かった。

  • ビジネスチャットで「不快に感じる」絵文字は?

    ビジネスチャットで「不快に感じる」絵文字は?

一方、ビジネスチャットで不快に感じる絵文字は、”上司から部下への「ありがとう」”も”部下から上司への「よろしくお願いします」”も、「目がハートの笑顔絵文字」がトップに。「目がハートの笑顔絵文字」の使用は、「よこしまな感じ」や「いやらしさ」を感じてしまう人もいるのかもしれず、プライベートな夫婦間や恋人間に限ったほうが無難であることがうかがえた。

次に、絵文字に頼らず地の文で思いを表現する場合、どんなテキストが好感度が高いのか、こちらも「ありがとう」と「よろしくお願いします」の双方について聴取した。その結果、上司や先輩からもらって好感が持てる「ありがとう」は、1位「ありがとう‼」、2位「ありがとう」、3位「ありがとう。」という結果に。

一方、部下や後輩からもらって好感が持てる「よろしくお願いします」は年代で異なり、40〜50代ベテラン世代は、1位「よろしくお願いします」、2位「よろしくお願いします。」、3位「よろしくお願いします‼」と、文末に何もつけないシンプルさが好評。対して20〜30代若手世代は、1位「よろしくお願いします‼」、2位「よろしくお願いします。」、3位「よろしくお願いします」と、前のめりな印象を好む傾向が見てとれた。