JR東海は1日、リニア・鉄道館の冬のイベントとして、鉄道博物館と京都鉄道博物館の館長を招く「鉄道開業150年記念『3館長トークショー』」を初開催するほか、「リニア・鉄道館 de ナイト」「0系新幹線の先頭カバー開放」「のぞみ30周年! 300系車両ガイド」など多数のイベントを開催すると発表した。

  • リニア・鉄道館の館内(JR東海提供)

初開催の「鉄道開業150年記念『3館長トークショー』」は、鉄道博物館と京都鉄道博物館の館長を迎えて実施するトークイベント。イベントの前後に音楽デュオ「スギテツ」らによる演奏会も予定している。12月10日の13時30分から15時まで行われ、入館料のみで閲覧できる。

「リニア・鉄道館 de ナイト」は、館内の照明を変更し、いつもと少し違う幻想的なリニア・鉄道館の雰囲気を楽しめるイベント。12月21~26日の各日とも16時30分から17時まで行われる。

  • 過去の0系新幹線前頭オオイ開放の様子(JR東海提供)

「0系新幹線の先頭カバー開放」は1月8・9日の各日12~17時に実施予定。新年のお祝いとして、新幹線0系の先頭カバー(前頭オオイ)を開放し、普段なかなか見ることのできない新幹線先頭の内部を見学できる。

リニア・鉄道館の展示車両をはじめ、超電導リニアのしくみや鉄道ジオラマの特徴など解説する「みどころガイド」、これまで東海道新幹線で活躍してきた車両の運転台を特別に公開する「親子で学ぶ新幹線運転台の歴史(0系、300系、700系車両)」、今年でデビュー30周年を迎えた「のぞみ」の初代車両300系の特徴と活躍について、実物の車両を見ながら解説する「のぞみ30周年! 300系車両ガイド」、昔のきっぷの取扱いや発券体験などを通じてきっぷの歴史を学ぶ「切符の歴史を体験しよう!」も開催される。

  • 新幹線300系の車内(JR東海提供)

  • N700系新幹線シミュレータ(JR東海提供)

体験イベントとして、「超電導リニアの模型をつくって、うかせよう!」「オリジナル時計をつくろう!」「オリジナルバッジをつくろう!」も予定されている。他にも「在来線運転士、車掌によるお仕事紹介」、12月の平日限定でN700系新幹線シミュレータの進行方向を変更する「東京へ向かうN700系新幹線シミュレータ」など実施予定。各イベントの開催日時はリニア・鉄道館のサイトにて案内されている。