京都鉄道博物館は1日、JR西日本の営業路線とつながった引込線を活用した現役車両の展示として、展示要望の多かった総合検測気動車DEC741形と「WEST EXPRESS 銀河」の2車種を冬休み期間に特別展示すると発表した。

  • 総合検測気動車DEC741形

DEC741形は、JR西日本エリア等で在来線架線検測を実施していた電気検測用交直流電車クモヤ443系の置換え用として、2021年に導入された総合検測気動車。従来からの架線検測装置に加え、現在、人が現地で実施している地上検査を車上化するための各種装置も搭載している。

京都鉄道博物館での展示期間は12月22~26日。今回の展示に向けて、入館券とオリジナルグッズ(A4サイズのクリアファイル2枚組)がセットになった「DEC741 特別展示関連 グッズ付き入館券」を電子チケット「アソビュー!」にて12月20日16時30分から販売する。販売期間は2023年1月30日16時30分まで。販売額は一般1,800円、大学・高校生1,600円、中・小学生1,100円、幼児(3歳~)800円。

DEC741形の特別展示を記念し、京都鉄道博物館ミュージアムショップにて、DEC741形関連グッズを12月22日から販売。「JR西日本事業用車両 トレーディング アクリルマグネット」(全11種のうち1個入りで750円)、「マグカップ」(全2種・各1,800円)、「ブランケット」(3,850円)、「B5ノート」(350円)、「A4クリアファイル(クモヤ145系・DEC741)」(330円)の販売を予定している。

  • DEC741形は屋根上に50台のカメラを配置。信号機などさまざまな角度から撮影する

  • グッズ付き入館券のオリジナルクリアファイル

  • 年末年始に「WEST EXPRESS 銀河」の特別展示も

「WEST EXPRESS 銀河」は12月28日12時から特別展示。関連イベントの実施も計画されており、詳しい内容は決まり次第、案内される。展示期間は2023年1月5日14時までとなっている。