カシオ計算機は12月1日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、着脱式ベゼルによって違ったデザインを楽しめる「G-B001」を発表した。
3種類のカラーリングモデルをラインナップし、イエロー×レインボーの「G-B001MVE」が44,000円、グレー×ゴールドの「G-B001MVB」が33,000円、ブラック×シルバーの「G-B001MVA」が34,100円。いずれも2023年1月27日に発売する。
G-B001シリーズは、かつて1994年に発売された「NEXAX(ネグザクス、DW-001)」のフォルムを継承した復刻モデルだ。DW-001は「カプセルタフ」というコンセプトを掲げ、それまで武骨なハードフォルムが多かったG-SHOCKとは打って変わり、曲面を基調とした柔らかいフォルムで力強さを表現。通称「ジェイソン」として人気を博した。
新作のG-B001シリーズはDW-001のコンセプトを進化させ、「包み込む」に加えて「開ける瞬間の楽しみ」を持たせた。「カプセルトイ」に着想を得たという着脱式ベゼルは、樹脂ベゼルを取り外すとメタルベゼルが現れる。メタルベゼルは、部分ごとのヘアライン加工やミラー加工で質感を高めた。なお、イエロー×レインボー「G-B001MVE」のみ、交換用の樹脂ベゼルとバンドが付属する。
Bluetoothによるスマートフォン連携も、オリジナルモデルからの大きな進化ポイントだ。専用アプリでは、時計の時刻合わせ、地図から都市を選んで手軽に設定できるワールドタイム(約300都市)、訪れた場所と時刻を記録するタイム&プレイスといった機能を提供する。
G-B001シリーズ本体の機能としては、20気圧防水、世界38都市のワールドタイム(38タイムゾーン、サマータイム対応)、ホームタイムとワールドタイムの時刻入れ替え、ストップウオッチ、タイマー、アラーム、フルオートカレンダー、残照機能付きのLEDバックライトなどを備える。駆動は電池式(CR2016)で、電池寿命は約3年。