シャープは12月1日、Androidスマートフォン「AQUOS sense7」を台湾でも販売開始した。なお、日本では携帯キャリア各社を通じて11月4日から順次発売されており、11月25日からSIMフリー版も販売されている。
AQUOS sense7は、スタンダードモデル「AQUOS sense」シリーズの最新モデル。省電力性能に優れるIGZO OLEDの採用などによって、歴代モデルと同様に1週間の電池持ち(※通話やメッセージの送受信を中心とした実際の利用シーンを想定した独自基準)を実現した。カメラにはフラッグシップモデル並みの1/1.55インチの大型センサーを採用し、上位機種譲りの高画質化技術や前モデルより約2倍速いという像面位相差AFも盛り込んだ。
AQUOSスマートフォンの海外展開は、シャープが鴻海傘下に入って以来、継続的に取り組まれている。当初は海外専用モデルが投入されていたが、直近の数世代は国内向けに開発された機種がそのまま海外進出を果たしており、日本発のグローバルモデルというスマートフォン・携帯電話業界では珍しいパターンで展開されている。
台湾版の公式サイトを参照すると、現地キャリアの運用状況に合わせた対応バンドの見直しなどを除けば仕様上の違いは少ないようだ。外観の違いとしては、カラーバリエーションがブラックのみであること、背面にAQUOSロゴに加えて日本版にはないSHARPロゴが併記されていることが確認できる。