漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2022』の決勝進出者発表会見が30日、東京・竹芝のNEW PIER HALLで行われ、決勝進出者9組が発表された。会見の最後に、司会のかまいたちが所感を述べた。
18日(18:34~22:10)にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送される決勝戦へ駒を進めるコンビは、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000の9組に決定。そのうち、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、キュウ、ヨネダ2000の5組は初出場となる。
今年の顔ぶれについて濱家隆一は「だんだん新しいM-1になってきていますよね」と表現。山内健司が「有名どころが苦戦している」と話すと、「そこがまた敗者復活がどうなるかという見応えにつながってくる」と所感を述べた。山内が「誰が優勝しても違和感のあるメンバー」とユーモアを交えて波乱の結果を表現すると、言い得て妙なフレーズに会場は笑いに包まれた。
昨年あと一歩のところで優勝を逃したオズワルドは敗退。Twitterでは驚きの声にあふれ、決勝進出者発表後はトレンドに名前が上がり続けていた。昨年の決勝戦直後にかまいたち司会のもとYouTubeで生配信された『M-1打ち上げ by ストロングゼロ』では、2022年大会について畠中悠が「どうやって戦うんだろう」と不安を漏らし、伊藤俊介も「今までのネタのいいところを全ベットしちゃったんで、もうすっからかんなんです」「正直、絶対に来年売れると思うんですよ、さすがに。流れ的に。そしたらもっと時間なくなると思うんです」とネタに向き合う時間への懸念を打ち明ける一幕もあった。
決勝戦出場最後の1枠を争う敗者復活戦は、決勝当日(14:55~17:25※一部地域除く)に開催・放送される。