i-plugは11月29日、2023年卒業予定学生と新卒採用を実施する企業に向けた配属先の希望に関するアンケートの調査を発表した。10月6日〜21日、学生242人と企業700件を対象に行われたもの。
まず、学生に対して選考・内定時にすでに配属先の部署を知らせてほしいか聞いたところ、75.2%が「はい」と回答。昨年に22卒学生へ実施した調査結果とは大きな差は見られなかった。
入社後の配属先が希望以外となった場合、「2-3年後に考える」が41.7%で最も多く、「すぐ考える」(8.7%)の回答と合わせて、転職を考える学生が半数以上であることが判明した。昨年の調査と比べると、転職を考える学生の数が14.7%増加している。
希望部署に配属されるために取り組んだ事、取り組む予定のある事について尋ねると、「特に何もしていない」が36.4%で最多となったほか、「人事に希望を伝えた」という人は33.9%であった。昨年と比較すると、「ジョブ型採用を取り入れている企業の選考に進んだ」と回答した学生の割合が倍にアップしている。
また、企業に対して「ジョブ型採用」の導入に関する質問をしたところ、39.3%が「未定」と回答。「導入しない」は34.0%であった。