サンワサプライは11月29日、スマートフォンをかざすだけで情報取得ができるNFCタグシール「MM-NFCT1BK」を発売した。10枚入りで価格は2,310円。
MM-NFCT1BKは、自由に読み書きできるNFCタグシール。アプリの起動やWebページの読み込み、無線LANやBluetoothの接続といった動作をあらかじめ登録しておくことで、シールにスマートフォンをかざすことで登録した動作を実行する。
普段の生活での使い方として、マップアプリを登録しておき車載ホルダーに貼りつけておくことで、スマートフォンをセットした時点でマップアプリが起動する。ほかにも、Bluetoothがオンになるよう設定しておきBluetoothスピーカーに貼り付けておけば、かざすだけですぐに音楽をBluetoothスピーカーから出力できる。
ビジネス的な使い方として、名刺やスマートフォンに貼って連絡先を素早くシェアしたり、レストランのメニューに貼ってクーポンの配布などにも使える。赤外線を記憶できる「スマートリモコン」の動作をNFCタグに登録すれば、スマートフォンとの連携に対応していない古い家電もスマートホーム化できる。シールサイズは500円玉とほぼ同じの直径2.5cm、厚さは0.22mm、重さは0.1g。
NFCタグシールへの書き込みは、Android専用アプリ「NFCかんたん設定アプリ」から行う。内容は上書きできるので、何度でも自由に変更可能だ。内容を変更できないよう、「読み取り専用」にも設定しておける。