バリュエンスは11月25日、ブランド品リユース実態と幸福度に関する調査結果を発表した。調査は11月7日〜11日、全国の20代〜60代の男女500人を対象に行われたもの。
まず、中古ブランド品の購入または売却の経験について聞いたところ、「経験なし」は74.6%であった。「購入/売却の両方」が11.4%、「購入のみ」が8.0%、「売却のみ」が6.0%で、合わせるとおよそ4人に1人が経験ありとなっている。
年代別では、「60代」、「30代・40代」、「20代」の順に経験者が多くなっている。また、20代は購入・売却の両方を経験している割合が全年代で最多であった。
次に、幸福度(10点満点とした場合の点数)と自分の幸福度に対する認識に関して調査したところ、幸福度は全体平均が5.85点となり、幸福度の認識が高いと感じる人は過半数(51.2%)であった。幸福度が高かった年代の1位は「60代」、2位は「40代」となっており、4位の「50代」から平均値を下回った。
幸福度の認識では、「60代」と「30代」において20%超の差が見られている。
ブランド品リユースと幸福度の相関性を調べるために、「貴金属・ブランド品の購入/貴金属・ブランド品の売却」の結果を、「幸福度が高い」と感じる群(256人)と「幸福度が低い」と感じる群(244)に分けて見てみた。すると、幸福度が高い人の方が低い人よりも28%以上循環率(循環意識)が高い結果となった。
※循環率の定義:ブランド品の売却額をブランド品購入額で除したもの