お笑いコンビのますだおかだによる「ふるさと納税」をテーマにした漫才動画が、ABCテレビが運営するふるさと納税サイト「ふるラボ」の公式YouTubeアカウントで29日に配信された。

  • ますだおかだ=ABCテレビ提供

「ふるラボ」はABCテレビが、バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』の元プロデューサーでエンタメソリューターとして活躍中の明松功氏が広告クリエイターの中尾孝年氏と立ち上げたボーダーレスクリエイティブカンパニーKAZA2Nがタッグを組み、日本一“おもしろい”ふるさと納税体験をテーマに運営しているふるさと納税サイト。エンターテインメントが持つ力で地方共創への貢献を目指している。

その企画の1つでこのたび配信されたのが、ABCテレビの漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ』第2回チャンピオン・ますだおかだの漫才動画。おなじみのギャグやあいさつを交えたM-1グランプリと同じ4分尺の軽快な漫才の中で、「そもそもふるさと納税とは何なのか」「申込みのステップ」など、基本的なところから「ふるさと納税」が分かりやすく丁寧に解説されている。

28日に開催された記者発表会では、KAZA2NAが「ますだおかだの漫才を研究して書かせていただきました」とネタのたたきを用意したあと、「お2人と何往復か意見交換して、ブラッシュアップして出来上がりました」と完成までの経緯を説明。ふるさと納税の説明として必要なワードを盛り込みつつも、面白い漫才にしなければいけない点に苦労したという。ちなみに増田英彦が北海道の「富良野市ふるさと納税PR大使」を務めており、地方創生に興味があるとのことからオファー、今回の出演が実現。知識が豊富というだけでなく、「情報を正しく盛り込む」「面白く仕上げる」という両輪に対して非常に前向きに取り組んでくれたと感謝していた。

漫才内ではふるさと納税の説明パートで間違ってはいけない情報が多かったことから、「ベテランの方にはタブーだと思いながらも……」と、“カンペ”を持ってもらうことに。しかし岡田圭右のカンペは、増田から「見ている人は分からないだろうから言いますけど、カンペ持ってますからね」と上手くイジリとして登場し、ふるラボのテーマ通り“おもしろく”仕上げられている。

そのほか、ABCテレビアナウンサーが出演するオリジナルCMや、放送局ならでの切り口による返礼品の紹介など、今後もさまざまな取り組みを発表していく。