ステランティスジャパンはフィアット「500X」(チンクエチェントエックス)の新世代デザイン採用モデルを11月29日に発売した。ロゴは電気自動車「500e」でも使っているシンプルなシルバーのデザインを採用。インチアップにより精悍な印象を強めている。
2グレード展開で418万円から
500Xはひと目で「500」ファミリーとわかる愛らしいデザインと利便性の高い4ドアボディ、優れた積載性、ユーティリティを兼ね備えたコンパクトSUVだ。
今回の仕様変更により、「FIAT」のロゴは従来の円形フレームからシンプルなシルバーに変更。グラフィックを抑え、1900年代初頭に初めて導入されたエンブレムの細長い文字が、最新のトレンドであるシンプルでミニマリスティックなロゴとして復活した。電気自動車(EV)の「500e」が採用したロゴだが、他のモデルとしては500Xが初導入となる。
グレード展開は「500X Cross」と「500X Sport」の2種類。「500X Cross」ではドアミラーカバーをボディ同色からブラックに変更し、17インチから18インチにサイズアップして精悍な印象を強めた。「500X Sport」には自動防眩ミラーを標準装備としている。
ボディカラーは「500X Cross」にジェラートホワイト、パッションレッドの2種類のソリッドカラーを標準設定。オプションでメタリックカラーのファッショングレーを用意した。「500X Sport」には上記3色に加えて、メタリックカラーのイタリアブルーをオプション設定している。
メーカー希望小売価格は500X Crossが418万円、500X Sportが423万円。