日本労働組合総連合会(連合)は11月28日、2022年春闘における年末一時金の第2回回答集計結果(2022年11月24日正午時点)を発表した。それによると、組合員1人あたりの冬のボーナス(加重平均)は70万3,359円となり、前年同時期(66万4,731円)と比べて3万8,628円増加した。

業種別最高額は「製造業」

  • 2022春季生活闘争回答集計年末一時金(第2回)(出典:日本労働組合総連合会Webサイト)

月数では、前年同時期(2.28月)比0.7月増の2.35月となり、こちらも増加した。

業種別にみると、「製造業」が最も高く78万1,567円(前年同時期実績(以下同)70万4,281円)。以下、「交通運輸」が57万1,480円(59万4,491円)、「商業流通」が56万6,496円(52万4,410円)、「その他」が54万8,150円(57万2,068円)と続いた。

構成組織別では、セラミックス連合が93万1,908円(88万9,569円)でトップ。次いでJEC連合が90万9,717円(87万4,549円)、基幹労連が88万1,771円(67万1,624円)、JAMが73万7,369円(67万9,578円)と続いた。一方、最も低いのは交通労連で29万7,884円(36万4,273円)だった。