KinKi Kidsの堂本光一が、28日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30頃)に出演。来年1月、帝国劇場で上演される舞台『JOHNNYS' World Next Stage』の演出やタイトルについて、裏話を明かした。

『JOHNNYS' World Next Stage』は、ジャニーズJr.のHiHi Jets、美 少年、少年忍者らが出演する舞台。演出は、東山紀之、堂本、井ノ原快彦の3人が手掛けるが、「連日、打ち合わせから何からずっとやっております。東山さんは、制作側としてご一緒するのは初めてですから。東山さんの始動はめちゃくちゃ早いですね」と近況を報告。東山の提案で、3人それぞれがブロックごとに演出を担当することになったそうで、「“最終的に、光一がまとめろ”と言われたので、その形になるんですけど。東山さんは、“ガンガン行こうぜ!”タイプなので、その前後関係をどうやってまとめましょうかっていうのが(笑)。結構こっちが戸惑うみたいなところもありますけど……」と吐露しつつ、「でも、その勢いっていうのは大事で。やっぱり勢いがないと、なかなか前に進めない」と続けた。

一方、井ノ原に関しては、「言ってみればJr.のころからずっと、イノッチとは楽屋が一緒だったりとか、そういう関係性なので。昔からその関係性は変わらない」と話し、長年の間柄から安心感を持って仕事に臨んでいる様子。「もちろん、イノッチが受け持つパートっていうのもあるんですけど。どっちかと言うと、子供たちが多いので、子供たちのメンタルケアをね。東山さんと光一っていう、この体制で演出とかやられると、どうしてもみんな硬直しちゃうので(笑)。イノッチが柔軟剤になってくれるっていうところはありますよね」と、井ノ原の役割について明かす場面もあった。

また、堂本は、『JOHNNYS' World Next Stage』というタイトルについても言及。ここ数年のタイトル『JOHNNYS' ISLAND』から、以前の『JOHNNYS' World』に戻した形となったが、「“なんでジャニーズの島なの?”って聞いたら、いまいち明確な答えが返ってこなかったので、だったら『JOHNNYS' World』の方がいいんじゃない? って。今回のコンセプトも、そっちのタイトルの方が合うかなと思った」と説明。「やっぱり、ジャニーさんが帝劇で立ち上げた作品の一つですからね。そのジャニーさんの思いみたいなところを、自分としては大事にしたい」と言い、「そこを、東山さんもイノッチも、いい意味でぶっ壊してくれるようなところもある」と話していた。

さらに、サブタイトルの「Next Stage」には、「これからの世代の子たちが、新しい時代を作っていく」という意味合いが込められているそうで、「ジャニーさんが残してきた部分と新しい部分が共存していくようなものになれば」と意気込みを。出演するジャニーズJr.に向けて、「まだまだ見えてない部分もあるけど、出演者の子たちは非常に大変だと思いますよ。やることがめちゃくちゃ多いので」と鼓舞しつつ、「ジャニーさんの印象的な言葉をピックアップしながら、その言葉を受けて、新しい曲に私が詩を書かせてもらったりとか。そういう曲も入ってるので、結構新しい印象になるんじゃないかなと思ってます」と、自信を持ってアピールしていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。