グローバルボーイズグループ・INIの西洸人、松田迅が出演したバラエティ特番『全国10代投稿バラエティ みんなのアップちゃん』(29日20:00~ABEMAで配信、12月1日25:44~ABCテレビで放送)で、「JC・JK流行語大賞2022」が発表された。
「JC・JK流行語大賞2022」は、全国のトレンドリーダー集団「JC・JK調査隊」が、テレビ、雑誌、SNSなど様々なメディアに取り上げられた流行の中から、独自にその注目度を算出してランキング化したもの。YouTuberのパパラピーズがMCを務める同番組では、INIの西、松田、『ABEMA恋愛番組オーディション2021』でグランプリを受賞した現役女子高生の白倉真珠、『恋する 週末ホームステイ2022秋~Honey Soda Story~』に参加中の現役女子高生、新山もあがランキングを見守った。
「モノ部門」では、イラストレーターのナガノ氏がSNSで投稿している漫画が話題となり、グッズの販売やアニメ化でさらに人気を博した「ちいかわ」が1位に。人間味あふれるキャラクターたちが交わす日常の何気ないやりとりが共感を得ているという。そのほか、自分の名前やSNSのアカウントなどを紹介する自己紹介パネル「ネームボード」が5位に、東京ディズニーシーの公式キャラクター「リーナ・ベル」が4位に、切ない恋愛ストーリーで話題のドラマ「silent」が3位に、肌のチラ見せやルーズソックスのようにクシャッとさせてつけるのがかわいいと大人気の「アームウォーマー」が2位にランクインした。
「ヒト部門」では、昨年12月に韓国でデビューし、今年10月に日本上陸、デビュー2カ月で紅白初出場を果たしたアイドルグループ「IVE」がトップに。また、小学校6年生からYouTubeを始め現在SNSの総フォロワー数が150万人越えの現役女子高生YouTuber「おさき」が5位、K-POPで活躍する日本発のガールズグループ「XG」が4位、バーチャルYouTubeグループ「にじさんじ」のメンバーで、デビューから2週間でYouTubeのチャンネル登録者数が100万人を突破した「壱百満天原サロメ」が3位に、アイドルグループ「Snow Man」のメンバーでドラマ「silent」に出演中の目黒蓮が2位に選ばれた。
「コトバ部門」では、「Year2000」の略で、JC・JKに流行った2000年代のファッションを表す「Y2K」が1位を獲得。K-POPアイドルがブームの火付け役となり、厚底ブーツやミニスカート、ぴったりサイズのトップスなど20年前に流行ったファッションが人気を博した。TikTokで流行中の、動画や写真の高画質加工を繰り返すことでのっぺりなめらかに見えるようにする「粘土加工」が5位に、少女のようなかわいさと大人っぽい色気を演出できる中国発祥のメイク法「純欲メイク」が4位に、2人組の1人がハートを作ろうと手を丸めているのに相手が別のポーズをとりハートが成立しない「片思いハート」が3位に、ネットスラングの尊いがなまったコトバ「てぇてぇ」が2位にランクインした。
「バショ部門」では、スタジオジブリが手がける公園施設で、11月にオープンしたばかりの「ジブリパーク」が1位に。ジブリ作品のジオラマや、ジブリの世界観を体験できる魅力的なエリアが多数あり、人気となっている。プリクラのように証明写真を撮るなど新たなアレンジでブームとなっている「証明写真機」が5位に、動画撮影の聖地として人気の「ミヤシタパーク」が4位に入ったほか、モノ部門で1位に輝いた“ちいかわグッズ”がそろう「ちいかわらんど」が3位、カプセルトイ人気が高まり、機械が約3,000面も設置されている「ガシャポンのデパート」が2位に。そんなガシャポンの機械がスタジオにも登場。カプセルを松田が開けると、見知らぬ女性の写真が出てきて「誰ですか?」と呟く事態に。赤の他人の証明写真が出てくるガシャポンが、「シュールでエモい」と話題になっているという。
このほか、番組では全国の高校生たちから投稿された「学校自慢動画」を紹介。遊園地の「ひらぱー(ひらかたパーク)」を貸し切って文化祭を行う大阪の四條畷学園高校、校内に社会起業部の生徒が運営するカフェがある福島県立ふたば未来学園高校など計10校の投稿動画を出演者たちが楽しんだ。松田は「一番気になったのは、ひらぱー貸し切りの四條畷学園。青春をちゃんと送らせてくれる生徒思いの学校なのかなと思いました」とコメント。西は「福島ふたば未来学園のcafeふうは結構クオリティが衝撃的でした。好きな子できたらカフェ行っちゃうみたいな(笑)。飲めないコーヒーを頑張って注文して、青春だなあ……」と妄想を膨らませ、笑いを誘った。
同番組は、終了後2カ月間ABEMAで無料配信中。12月1日のABCテレビでの放送後は、TVerにて12月31日まで見逃し配信予定。