「メイクが下手で恥ずかしい」「メイクが濃くなってしまう」と、お悩みを抱えていませんか? 今回は、メイクが下手に見えてしまう原因を5つ解説します。
また、メイクを今より上手に仕上げるためのコツをパーツ別に6つ説明しますので、メイク下手を改善したい人は要チェックですよ。
メイクが下手に見えてしまう5つの原因
ここでは、メイクが下手に見えてしまう原因を5つ解説していきます。
メイクが下手に見える原因1.眉毛がアンバランス
眉毛が上手に描けていなかったり、眉毛の形が自分の顔に合っていなかったりすると、メイクが全体的に下手に見えてしまいます。
最近は、外出するときにマスクを着用する機会が多いですよね。 マスクを着用していると、眉毛や目元に視線が行きがちになります。 特に眉毛は、顔の印象を大きく左右するパーツで、「眉毛が顔の印象の8割を決める」といわれることも。
メイクが仕上がったときに、眉毛の高さが左右アンバランスだったり濃すぎたりしてしまうと、メイク下手に見えてしまうのです。
メイクが下手に見える原因2.全体的にメイクが濃い
全体的にメイクの色使いが派手で濃いと、ケバくなってしまい、メイクが下手な印象に。
濃い色のアイシャドウに濃い色のリップ、そしてチークまで濃い色で仕上げられているメイクは、顔全体のバランスを悪くしてしまいます。
また、メイクが全体的に濃いと時間と共に皮脂や汗と混じりドロドロと溶けてしまいますし、アイラインやマスカラなどは滲んでくることも。 化粧崩れの原因にもなり、メイクが下手に見えてしまうのです。
メイクが下手に見える原因3.ファンデーションの厚塗り
ファンデーションを厚塗りしてしまうと、時間と共に皮脂や汗と混ざって化粧が崩れ、メイク下手に見えてしまいます。
シミやシワ、にきびや毛穴などを隠そうと、ファンデーションをついつい厚塗りしていませんか。肌荒れを隠そうとファンデーションを厚塗りすればするほど汚く崩れるので、むしろ肌が汚く見えて逆効果になってしまうのです。
メイクが下手に見える原因4.メイクとファッションが合っていない
メイクとファッションが合っていないと、メイクが下手に見えてしまいます。
たとえばファッションでは可愛い系なのにメイクはクールに仕上がっていたり、反対にクールなファッションなのにメイクは可愛らしく仕上がっていたりすると、バランスの悪さからメイク下手に見えてしまうことが多いです。
また、いつも同じメイクをする人も多いですが、ファッションに合わせてメイクを変えていかないと、全体的に違和感を覚える印象になってしまいます。
メイクが下手に見える原因5.化粧のノリが悪い
肌が乾燥してカサカサしていたり毛穴が開いていたりすると、化粧のノリが悪くなりメイクが下手な印象になってしまいます。
ストレスや寝不足、朝晩のスキンケアをしていないなどで、肌が整っていないと、ファンデーションが肌になじまず化粧崩れの原因になります。また、日頃から肌質にあったお手入れをしていないと、化粧のノリが悪くなる原因になり、メイクが下手に見えてしまうでしょう。
メイクを上手に仕上げる下準備とは?
ここでは、メイクを上手に仕上げるために必要な下準備を3つ解説していきます。 メイクをする前にしっかり下準備をしてくださいね。
1.スキンケア
毎日のスキンケアで、まずは肌表面を整えましょう。 メイクを上手に仕上げるためには、朝晩のスキンケアが大切です。 しっかりとスキンケアを行い肌表面を整えておくと、化粧のノリもよくなり、メイクが肌に密着するので化粧崩れの防止にも繋がります。
また、マスクを着用すると、マスクの中は常に蒸れている状態になっています。マスクの中の水分が蒸発していくときに肌から水分が奪われてしまうので、肌は常に乾燥しやすい状態になっているのです。
マスク着用による肌の乾燥を防ぐためにも、保湿は大切。 保湿をしっかり行いつつ、あなたの肌質にあったお手入れをしてくださいね。
2.ベースメイク
ベースメイクをしっかり整えておくことによって、メイクのクオリティが変わってきます。 ファンデーションの種類は、リキッドファンデーションやパウダーファンデーション、クッションファンデーションなどさまざまなタイプがあります。 どのファンデーションを使ったとしても、仕上げにフェイスパウダーで肌をおさえておきましょう。 フェイスパウダーで肌をおさえることによって、化粧崩れの元になる皮脂の過剰分泌や汗を抑えることができるからです。
ここで気をつけたいポイントは、ファンデーションをつける前に、スキンケアで肌がベタベタしていたら、ティッシュで油分をオフしておくこと。 油分が残っているとファンデーションが肌に密着せず、綺麗なベースメイクに仕上げることができません。
ベースメイクをしっかり整えておけば、ポイントメイクもしやすく、メイクが滲んだりヨレたりすることも防げるのです。
3.パフやブラシを清潔にしておく
メイクで使用するパフやブラシは清潔にしておきましょう。 パフやブラシが汚れたままになっていると、肌に汚れや雑菌がつき肌トラブルの原因に繋がってしまいます。
肌にトラブルがあるとメイクが綺麗に仕上がらず、化粧のノリも悪くなります。
また、パフやブラシを清潔な状態にしておけば、アイシャドウやチークなどを肌にのせたときに綺麗に発色するので、クオリティの高いメイクに仕上がりますよ。
メイクをする前に用意するものは?
ここでは、メイクをする前に用意しておくべきものをご紹介します。
大きな鏡
顔全体がうつる鏡を用意しましょう。 特にアイブロウメイクでは、大きな鏡で左右のバランスをチェックするのが大切です。
小さな手鏡を使ってポイントメイクをしている人も多いかもしれませんが、顔全体を見ることがメイク下手の改善に繋がります。 小さい手鏡とあわせて大きな鏡を使いながら顔全体をチェックすれば、左右のバランスも整えやすくなります。
メイクツール
メイク下手を改善するためには、ブラシなどのメイクツールを揃えるのも一つの手です。
アイシャドウやチーク、口紅などをメイクするときに付属のチップやブラシ、パフなどを使っている人も多いのではないでしょうか。付属のメイクツールを使用するのももちろんよいのですが、メイクが得意でない人は、別で購入するのをおすすめします。
たとえば付属のパフでチークを肌にのせたら、イメージしていた以上に濃くついてしまうということも多いです。また、スティックタイプの口紅を塗るときも、そのままベタ塗りすると唇からはみ出てしまう場合があります。
チークブラシ、リップブラシ、アイメイクブラシなど、それぞれのパーツにあったメイクツールを使うことで、肌に密着し、濃淡が綺麗なメイクに仕上げられることが多いです。
メイクする時間
メイクをする時間は余裕を持って確保しましょう。時間がない中であわててメイクをしてしまうと、綺麗に仕上がらないことが多いです。メイクを仕上げるのに必要な時間を、一度計っておくのもおすすめです。
メイク下手を改善したい人は、メイクする時間をしっかり確保してくださいね。
メイクを上手に仕上げるコツをパーツ別に6つご紹介
ここでは、メイクを上手に仕上げるコツをパーツ別に6つ説明していきます。 また、ポイントメイクをするときの注意点も解説します。 それぞれのコツをおさえて綺麗に仕上げていきましょう。
1.眉毛
眉毛を描くには、アイブロウペンシルとアイブロウパウダーを使いましょう。 まず、アイブロウペンシルで眉毛を1本1本足すように描いていきます。そして、アイブロウパウダーで眉毛にふわっと色をのせて仕上げましょう。
ここで上手に仕上げるコツは、最初から濃く描かないことです。濃く描いてしまうと、眉毛がまるで海苔をベッタリ貼ったような印象になり、メイク下手に見える原因になってしまいます。
眉毛全体を描くというイメージでなく、眉毛が足りない部分に1本ずつ足していく、というイメージで行いましょう。
また、アイブロウのカラーは髪の毛のカラーと合わせることで、よりナチュラルな仕上がりになります。
2.アイシャドウ
アイシャドウは、2色または3色セットが使いやすいです。 薄いカラーをアイホール(目頭から目尻にかけて半円の部分)全体につけていきます。 そして濃いカラーは、まぶたの際の部分にのせていきます。
ここで上手に仕上げるコツは、アイホールからまぶたの際に向かってグラデーションを作っていくことです。
2色または3色がセットになっている場合は、まぶたの際に向かっていくにつれて濃くなっていくように仕上げていくと綺麗に見えます。 その日のファッションや気分によって、ぬけ感を出したい場合は単色使いでもOKです。
アイシャドウが上手く塗れない人は、肌なじみのよいブラウンカラーがおすすめです。 ブラウンカラーなら失敗しにくく、ナチュラルに仕上がります。
3.アイライン
アイライナーで人気なタイプのは、ペンシルタイプとリキッドタイプです。
メイク下手の人やアイライナー初心者の人は、ペンシルタイプを使ってみましょう。 リキッドタイプよりペンシルタイプの方が描きやすく、失敗しにくいです。 ペンシルタイプのアイライナーで、まぶたの際とまつげの間をうめるように目頭から目尻に向かってラインを引きます。
ここで上手に仕上げるコツは、アイライナーを持っていない方の手で、目尻を斜め上に軽く引っ張りながらラインを引くことです。ラインを一気に引かず、少しずつ足していくように描いていくことを意識してみてくださいね。
また、アイライナーは、皮脂や汗に強いウォータープルーフタイプのものがおすすめです。ウォータープルーフタイプのアイライナーなら、滲みにくく化粧崩れを防げます。
4.マスカラ
マスカラが皮脂や汗によって色が落ちてくると、目元が黒くなりパンダ目になってしまいます。パンダ目にならないよう防止するためには、皮脂や汗に強く、長時間落ちにくいウォータープルーフ処方のマスカラを使用するのがおすすめです。
まずはマスカラをつける前に、ビューラーでまつげをしっかりあげておきましょう。
次にまつげの根元にマスカラのブラシを当てて左右に軽く小刻みに動かし、ブラシをまつげに密着させます。まつげの根元にブラシが密着したら、そのまま上に向かってスッとひと塗りで毛先につけていきます。
ここで上手に仕上げるコツは、まぶたにマスカラがついてしまうことを気にしないこと。まぶたにマスカラがついてしまったら、綿棒を使ってすぐに拭き取れば簡単にオフできます。
まぶたにマスカラがついてしまいそうだからと、何度も重ね塗りをすることは、ダマになってしまう原因です。できる限り少ない回数でマスカラは仕上げるようにしましょう。
またマスカラには、ロング・ボリューム・カールなどさまざまな種類があるので、どのように仕上げたいのかによってお好みで選んでくださいね。
5.チーク
チークを上手にのせることができない人や、メイク初心者におすすめなのが、パウダータイプのチーク。チークは、パウダータイプ・クリームタイプ・リキッドタイプなどがありますが、パウダータイプはふんわりとのせやすく、ムラになりにくいです。
パウダータイプのチークをブラシにつけていきます。そして頬の一番高い部分から耳の方に向かって、ブラシでふんわりのせていきましょう。
ここで上手に仕上げるコツは、ブラシにチークをつけすぎないようにすることです。 頬にのせる前に、一度手の甲で余分なチークを落としてからつけると綺麗に仕上がります。
チークによって顔全体の印象が変わるので、カラー選びは大切です。 肌の色にあったカラーを選ばないと、メイクが下手に見えてしまいます。
一般的に、黄色みをおびた肌ならオレンジ・ブラウン系を、青みがかった肌ならピンク・レッド系がおすすめです。
6.リップ
リップはスティックタイプやグロス、ティントなどさまざまなタイプがあります。 マスク着用の機会が多い人は、落ちにくいティント処方がおすすめです。
スティックタイプの口紅を使う場合、そのままつけてしまうと唇からはみ出すこともあるので、リップブラシを使いましょう。
ここで上手に仕上げるコツは、リップペンシルで唇の輪郭を描いてからリップを塗ることです。ペンシルで唇の輪郭を描いておけば、唇からはみ出さず綺麗に仕上がります。
また、マスクをしているから口紅はつけないという人は、保湿成分配合のリップクリームでしっかり保湿をしておきましょう。
ポイントメイクの注意点
ポイントメイクをするときは、引き算メイクも大切です。 アイシャドウ・アイライン・マスカラ・チークを全て行う必要はありません。
たとえば目元を優しくナチュラルに見せたければアイシャドウだけ、目力が欲しければアイラインをしっかり入れるなど、自分をどう見せたいかによってメイクをしてくださいね。
また、目元にポイントを置くのか、口元にポイントを置くのか決めた方が全体的なバランスが整います。 全て盛り込む必要はなく、色数を減らしてぬけ感を出すのも大切です。
さらにメイク上手になるためには?
今よりもっと上手になりたいと思っている人は、これから紹介する方法を参考にしてくださいね。
毎回の練習
メイクを上達させるには毎日の練習が大切です。 毎日練習をすることで、色ののせ方やラインの引き方も上手になっていきます。
そこでおすすめなのが、夜お風呂に入る前にメイクの練習をすることです。 お風呂に入る前だったら、もし失敗してもすぐにメイクオフができます。
毎日メイクの練習を重ねることで、メイク下手から卒業できますよ。
ビューティーアドバイザーに頼る
どうしても上手にメイクができないと悩んでいる人は、ビューティーアドバイザーがいるコスメカウンターに行ってみましょう。
ビューティーアドバイザーにやり方を直接聞くのは、メイク上手を目指す近道です。 また、実際にビューティーアドバイザーにメイクをしてもらうのもおすすめですよ。
メイク下手を卒業して、毎日ハッピーな気持ちで過ごしましょう!
今回は、メイクが下手に見えてしまう原因や、メイクを今よりも上手に仕上げる6つのポイントを解説しました。
また、さらに上手になるための方法も紹介したので、メイク下手で自信が持てなかったあなたも、この記事を参考にメイク上手になって、毎日ハッピーな気持ちで過ごしてくださいね。