フジ医療器は11月25日、マッサージチェア「サイバーリラックス」シリーズの最高峰モデルとなる「AS-R2200」を発売した。ブラックとベージュの2色を用意し、価格はオープン。大手家電量販店での価格は658,000円(ポイント還元分を除く)となっている。
日々の身体の変化に合わせたトータルボディケアによって、身体のコンディションを整えることにこだわったというマッサージチェア。新開発の「5D-AIメカPLUS」(もみメカ)は筋肉の状態を分析するAIの精度が向上し、高精度モーターとの併用で従来以上に繊細な手技のようなマッサージを実現したとしている。また、ユーザーの体形や筋肉の状態といった情報を自動でマッサージに反映する「AIダブルセンシング+」によって、強さ・技・滑らかさを個人にあわせて最適化する。
大容量のエアーバッグを8カ所に配置しているのも特徴的(肩・背、腕、腰、尻、もも、骨盤、ふくらはぎ、足首)。各所のエアーバッグは強度をそれぞれ7段階で調整でき、血行を促進するリズミカルなパルスモード、手もみ風に緩急をつけたエアーマッサージなどを用意した。
マッサージのコースは、自動コースが23種類、部位集中マッサージが15種類の全38種類。多くは従来モデルを踏襲したコースだが、じっくりと全身を伸ばす「コンディショニング」コース(30分間)、ゆったりとした全身エアーマッサージの「マインドフルネス」コース(30分間)、ストレッチ中心の「テクニカルストレッチ」コース(18分間)を新設している。ストレッチメニューは全11種類で、新たに肩ストレッチ、そらしストレッチ、脚/膝ストレッチが加わった。
本体の背もたれは、最大約164度までリクライニング。ほぼフルフラットになり、あおむけに寝た姿勢でマッサージを体感できる。背パッドにはヒーターを内蔵し、背面に敷いて腰回りの温め、前面にセットしてお腹まわりの温めが可能。足裏の部分にもヒーターを内蔵している。
本体サイズは、リクライニングしていないとき(脚部収納)で約幅86×奥行き141×高さ124cm、リクライニングしたとき(脚部最大使用)で約幅86×奥行き212×高さ73cm。なお、リモコンスタンドを含めた幅は約90cmとなる。重さは約96kg。定格時間は30分、定格消費電力は125W(ヒーターのみ使用時は25W)。