アクトインディは11月25日、「全国旅行支援の利用状況」に関する調査結果を発表した。調査は11月7日~10日、同社運営サイト「いこーよ」および「いこーよアプリ」を利用した、小学生以下の子を持つ保護者346名を対象にインターネットで行われた。
全国旅行支援の利用状況を教えてもらったところ、「今後、全国旅行支援を利用して旅行に行く予定」が33%と最も多く、次いで「10月以降、全国旅行支援を利用して旅行に行った」が19%という結果に。
利用者に、どのような旅行で利用したのかを聞いたところ、圧倒的に「宿泊を伴う旅行」(93%)が多く、日帰り(15%)を大きく上回った。行き先については、「千葉県」(20%)、「神奈川県」(15%)、「静岡県」「栃木県」「東京都」(いずれも11%)など、首都圏近郊や関東近郊が多い中、「沖縄県」(10%)や「北海道」(8%)など人気の観光地域も上位にあがった。
次に、「旅行には行ったが、全国旅行支援を利用しなかった」という人に理由を尋ねたところ、調査の時期が10月の前半だったこともあり、「まだ旅行支援がスタートしていなくて申し込めなかったから」(26%)が最多に。次いで「全国旅行支援の利用の仕方がわからなかったから」(21%)、「全国旅行支援が適用される、行きたい宿泊ツアー商品がなかったから」(19%)と続いた。
また、「旅行に行く予定だが利用しない」理由としては、「すでにその都道府県の申し込み枠が上限に達していて申し込めなかった」(31%)が最も多く、予想以上に早く終わってしまった都道府県もあり、利用できなかったという人が多いよう。次いで「ワクチン接種証明またはPCR検査の陰性証明書の提示ができないから」(27%)で、コロナ関連の証明書の提示が一つのハードルになっていることが明らかに。
最後に、「今後(も)、全国旅行支援を利用したいと思いますか?」と尋ねたところ、実に91%が「利用したいと思う」と回答した。