ブラザー工業およびブラザー販売は11月24日、家庭用刺しゅうミシン新製品として、無線LAN機能を搭載した「FM2100D」および「SOLEIL(ソレイユ)CRW」を発表した。FM2100Dは11月下旬に、ソレイユCRWは12月中旬に発売する。価格は、FM2100Dが231,000円、ソレイユCRWが327,800円。
無線LAN機能を搭載し、同じネットワーク内のPCと無線LANでつなぐことで、PCからミシンへ刺しゅうデータを転送できる家庭用ミシン。刺しゅうデータ作成ソフトウエア「刺しゅうPRO 11」や、ブラザーのECサイト「ハートステッチズ」で購入した刺しゅうデータなどを、PCからワイヤレスで直接転送できることが特徴だ。また、ネット接続した場合に、本体のソフト更新時に液晶画面で通知する。
FM2100Dは無線LAN機能に加え、ディズニーキャラクターの刺しゅう模様を65種類内蔵したモデル。65種類のうち20種類はFM2100Dでのみ刺しゅうできる模様となる。本体サイズはW41.9×D19.4×H30.7cm、重さは約7.1kg。最大刺しゅうエリアは縦100mm×横100mm。
ソレイユCRWは無線LAN機能に加え、193種類の刺しゅう模様を内蔵したモデル。刺しゅう途中に、同じ色の糸が離れた位置へ移動する時に生じる渡り糸を自動的に切る「渡り糸カット機能」や、複数の刺しゅう模様を組み合わせて縫製する時に、それぞれの刺しゅうの中にある同じ色をまとめて縫える「カラーソート機能」などを備えた上位モデルとなる。
ソレイユCRWの本体サイズはW44.6×D24.8×H30.0cm、重さは約9.3kg。最大刺しゅうエリアは縦180mm×横130mm。