2018年開催の「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」で応募総数1万人の中からグランプリを獲得したRUI、ファイナリストのYUNA、HINATAの3人で2019年に結成し、昨年6月23日に「Maybe...YES EP」でデビューしたガールズグループ・iScream(アイスクリーム)。平均年齢18歳ながら、3人全員が高い歌唱力とダンス力を持ち合わせた次世代の実力派ユニットだ。11月23日にニューアルバム『i -Special Edition-』をリリースした3人にインタビューし、同アルバムの魅力や、グループの武器、3人の関係などについて話を聞いた。
今年4月に発売した1stアルバム『i』に収録楽曲を5曲追加し、DVDの収録内容も一新したスペシャルエディション。CDにはアルバム『i』の収録楽曲に加え、8月にリリースされたシングルから「Catwalk」「恋するプラネット」、今回新たにレコーディングされた新曲「ホワイト・ラブ」と「夢色Tear Drops」、そしてクリスマスソングの定番曲をアカペラで歌唱したスペシャル・メドレーが加わり、DVDには8月17日に開催された初の有観客ワンマンライブ「i2022」の模様などが収録されている。
――ニューアルバム『i -Special Edition-』の魅力を教えてください。
YUNA:『i -Special Edition-』を聴けば私たちの今の全部を理解できる内容で、私たちの歴史をたどれるアルバムになっています。冬やクリスマスをテーマにしているので、この冬、皆さんの生活に寄り添う存在のアルバムになればうれしいですし、冬が終わっても、その時々の皆さんの気持ちにあわせて聴いてほしいです。
RUI:どれか一曲は皆さんの冬を彩ることができる楽曲になっていると思います。そして、アカペラという自分たちの強みをやっと楽曲にできました。ファンの皆さんもアカペラのメドレーや楽曲をずっと待ってくださっていたので、それに応えられたことがすごくうれしいです。
HINATA:このアルバムのポイントは、曲ももちろんですが、DVDに私たちの初めてのワンマンライブの映像が全部入っているところかなと思っています。一生に一度きりの初ワンマンライブのパフォーマンスなど、私たちのいろんな一面を見て、私たちの全てを感じてもらいたいです。
――新たにレコーディングした「ホワイト・ラブ」と「夢色Tear Drops」の魅力もそれぞれアピールお願いします。
RUI:「夢色Tear Drops」は、これまでの曲よりもはるかに大人っぽい表現にチャレンジしたR&Bの楽曲です。ベースとしては失恋の心情が書かれていますが、悲しいだけではなくて「その経験は素敵だったよ」と前向きに捉えています。
YUNA:「ホワイト・ラブ」は純粋な恋のストーリーが描かれています。最初から最後にかけて、相手に対してどんどん素直になって「あなたのことがやっぱり好きだ」と表している楽曲で、そのままの心情を表現して歌いました。
――雪を表現した「ホワイト・ラブ」のミュージックビデオ(MV)も素敵でしたが、撮影はいかがでしたか?
HINATA:初恋の初々しい感じと、ゆっくり降り積もっていく雪をリンクさせたMVで、私たちが表情や表現を変えているところにぜひ注目していただきたいです。シンプルなので曲の世界観に入り込みやすく、皆さんの中に曲がスッと入ると思います。