コロワイドは11月24日 、「今年の忘年会に対する意向調査」の結果を発表した。調査は11月7日~8日、関東・関西・東海在住かつ20~69歳の働く男女(会社員・自営業・公務員)774名を対象にインターネットで行われた。

  • 忘年会予約状況

    忘年会予約状況

同社グループの居酒屋チェーンへの11月第3週までの忘年会予約状況をまとめたところ、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年度と比較しても、予約組数は約1.5倍にのぼることがわかった。予約人数としてはコロナ前までは戻っていないものの8割近くまで回復。1組当たりの人数では、2019年度と比較して大人数の予約が減少したものの、少人数での忘年会需要が戻ってきていることがうかがえた。

実際、「今年忘年会を実施する予定がある方」に実施予定人数を聞いたところ、「職場の仲間うち」の場合は63.0%、「プライベートの友人・知人」の場合は80.0%が5人以下と回答しており、小規模でも身近な仲間と楽しみたい人が多いよう。一方、「職場のオフィシャルな忘年会」に参加予定の方の場合は、6名以上が66.7%と、久しぶりにある程度の人数が集まる会を予定している人も見受けられた。

  • 忘年会のスタート時間

    忘年会のスタート時間

次に、忘年会のスタート時間を教えてもらったところ、「18時台」が最も多かったものの、「職場や学校」「プライベート」などいずれのシーンでも18時より前にスタートする人が23%以上。さらに「プライベート」の場合、お昼や17時までにスタートしたい人も15.3%いるなど、現在は時代も反映して前倒しで開始する傾向が強まっているよう。

また、実際に、忘年会に対する気持ちを聞いたところ、「なるべく早い時間からスタートし、早い時間で終わらせたい」人は66.8%にのぼり、コロナ前のような、“二次会が当たり前で終電を逃す”人も見うけられた12月からは様相が変わり、忘年会のスタイルが変化していることがわかった。