観光庁は11月25日、現在実施している観光需要喚起策「全国旅行支援」について、年明け以降も割引率の見直しなどを行った上で継続すると発表した。これまでは2022年12月下旬までを予定していた。

割引率は20%に引き下げ

  • 年明け以降の観光需要喚起策(出典:観光庁Webサイト)

年明け以降の割引率は、現在の40%から20%に引き下げる。割引上限額についても、交通付旅行商品は1人1泊当たり8,000円から5,000円に、宿泊のみと日帰りは5,000円から3,000円に変更する。

買い物や飲食などに使用できるクーポン券については、原則として電子クーポンで提供する仕組みとする。平日は3,000円分から2,000円分に引き下げる一方、休日は1,000円分に据え置く。

現在実施している全国旅行支援は、2022年12月27日宿泊分(2022年12月28日チェックアウト分)までが対象となる。年明け以降の再開時期については、今後の感染状況を踏まえつつ、別途発表するとしている。