OpenWorkは11月24日、「【年齢別】女性社員の年収企業ランキング」を発表した。調査は、OpenWorkに投稿された女性社員による年収・給与データ(497社、3万1,314名分)を元に、25歳/30歳/35歳/40歳の全年齢で年収の推定が可能な企業からランキングを作成した。
30歳時の想定年収を算出した「女性社員の年収企業ランキング」の結果、1位「野村総合研究所」(842万円)、2位「電通」(829万円)、3位「P&Gジャパン」(812万円)、4位「PwCコンサルティング」(800万円)、5位「デロイト トーマツ コンサルティング」(797万円)、6位「セールスフォース・ジャパン」(739万円)、7位「野村證券」(727万円)、8位「アステラス製薬」(714万円)、9位「エーザイ」(701万円)、10位「EYストラテジー・アンド・コンサルティング」(696万円)となった。
ランキング全体を見渡すと、製薬や自動車のようなメーカー系や金融・証券などの企業のランクインが目立ち、実際に働いた女性社員が投稿した「年収・給与」のクチコミを見てみると、フラットな評価制度や定期的な昇給を評価する声が多く見られた一方で、ランクイン企業の多くは待遇面の満足度が非常に高く、福利厚生などが手厚いといった声も目立った。
また、25歳〜40歳にかけて、最も年収額がアップしたのは「セールスフォース・ジャパン」(+619万円)で、そのアップ額は25歳時年収から2倍以上。続く2位は「電通」(+542万円)、3位は「野村総合研究所」(+537万円)、4位「アマゾンジャパン」(+522万円)、5位「トヨタ自動車」(+491万円)という結果に。
アップ額の大きい企業のクチコミを見てみると、中途入社の場合「転職で入社したら年収があがった」「成果主義で年功序列がない」という声が、新卒入社の場合「職位や入社年次に応じて一気に上がる年代がある」という声があり、入社形態と人事制度によって特徴が分かれていることがうかがえた。