QuickWorkは11月24日、「副業で求められるプログラミング言語ランキング」を発表した。同ランキングは、日本最大級のデータベース「SalesNow DB」において、8月1日〜10月31の期間にWeb上にて公開されている求人情報を独自収集し、算出している。
副業で求められるプログラミング言語ランキング、第1位は、Googleによって開発されたオープンソースのプログラミング言語「Go」だった。「比較的新しく、効率性の高さとコードのシンプルさを追求した言語。また、小さいアプリ開発から大規模なシステム開発まで、すべてを一つの言語でカバーできる使い勝手の良さと処理速度の速さも評価されている」(同調査)。
続く2位は、文法がシンプルで理解しやすく、初心者におすすめという「Ruby」。「主にサーバーサイド処理の実装に使われており、Webブラウザ上に表示するデータをWebサーバーから取得・加工したり、ユーザーが入力したデータをWebサーバーに保存したりする」(同)。
3位には「Java」がランクイン。「Google社が開発に用いることが多い三大言語(Java、C++、Python)のひとつで、多くの分野で使用されているだけでなく、これから習得したい言語としても上位に挙がるほど期待値も高い。その理由として、JavaでコーディングすることでWindowsやMacなどのOSを問わずにプログラムが実行できる、処理速度が速い、セキュリティが高い、技術的にも安定していることなどが挙げられる。また、活用範囲も広く、Web上のシステム以外にもさまざまなアプリケーションやCG、クレジットカード、Blu-rayディスクプレイヤーで活用されている」(同)。
続く4位は「Python」。「機械学習に特化したライブラリがあることから、AI開発の標準的な言語として採用されているほか、シンプルでわかりやすいことから、プログラミング教育でも利用されることが多い言語。将来的にAIを活用したIoTが発展していくことや、多くの企業が蓄積したビッグデータを活用し、ビジネス戦略やマーケティングなどに利用することが予想できることから、Pythonの需要はこれからも高いと言える」(同)。
5位には、動的なWebページを作成することのできるプログラミング言語「JavaScript」がランクイン。「標準的なエディタを利用することで開発が可能であるという手軽さや、特別な環境変数を通す必要がないことから容易に始められることが魅力とされている」(同)。
以下、6位「TypeScript」、7位「Rust」、8位「C++」、同率9位「C#」「PHP」となった。