元プロ野球選手の松坂大輔氏が21日、YouTubeチャンネル『松坂大輔 official YouTube』に出演。動画「【怪物vs現役最強】松坂大輔ならこう抑える! ガチ配球シミュレーション! vs吉田正尚、大谷翔平、村上宗隆! 稀哲もア然の魔球炸裂! 平成の怪物が蘇る【森本稀哲コラボ(2)/4】」内で、オリックス・バファローズの吉田正尚の抑え方について語った。
動画冒頭、もし松坂氏が全盛期だった時に対戦できたとしたら、吉田にどう向かうか(2アウト満塁と仮定)を話す展開に。「外真っ直ぐ?」と森本稀哲氏が尋ねると、松坂氏は「まあでもチェンジアップとかでもいいんじゃない?」「チェンジアップでもいいし、外からのスライダーでもいいし」と回答。初球は外角のチェンジアップということになる。
この初球がストライクだったと仮定して、次に2球目に投げるのは「インサイドに真っ直ぐは使うね。突っ込むね、手元に」「結構突っ込み気味にいってもいいかもしれない」と想像。そして並行カウントになったと仮定しつつ、「一回こっち(インコース)いっとけば、次こう外の真っ直ぐでもいい」と、次の球は外角高めのストレートを選択する。
その理由は「インコースいって、少し(打者の体勢を)動かしておけば、普通に構えるよりは、多少外が遠くに見える」というもので、森本氏が「そのボールで打たれたらバッターの勝ちだ」と話すと、松坂氏も「そうだね」と同意する。
また、打ち取れなくても外角高めということでファールになる確率が高く、結果的に初球のチェンジアップとスライダーが生きてくると松坂氏。最後の決め球については「外のチェンジアップでいいでしょうね」「中に入る変化球は怖いかな」などと話していた。