厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行時に必要とされる解熱鎮痛薬について、医療用と一般用の両面で在庫量を確保できているという見通しを示した。
同時流行では、新型コロナウイルス感染症1日45万人、季節性インフルエンザ1日30万人、合計75万人の新規感染者数が想定されるため、国民向けのリーフレットを作成するなどし解熱鎮痛薬の早期購入を呼びかけている。
厚生労働省のホームページでは、市販の解熱鎮痛薬の選び方も紹介。解熱鎮痛薬の有効成分について、「イブプロフェン」「アスピリン(アセチルサリチル酸)」「ロキソプロフェン」など、市販の解熱鎮痛薬(一般用医薬品)には、医療機関で処方される解熱鎮痛薬(医療用医薬品)と同じ有効成分が入っていることを解説し、市販で購入できる解熱鎮痛剤の分類を紹介している。