アスマークは11月22日、「食品値上げのイメージに関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月30日~9月6日、16〜79歳の男女750名(性年代均等)を対象にWEBアンケート方式にて行われた。
食品を購買する時に求めるものを全て回答してもらったところ、全体では「価格」(78.0%)、「味」(77.5%)、「品質」(61.9%)が上位に。性年代別でみると、40代以下の男性で全体的に求めるものが少ない傾向で、30代女性は「量」「食べやすさ・使いやすさ」、50代以上の女性で「品質」「味」「食べやすさ・使いやすさ」が高くなる傾向に。
また、世帯年収別でみると、300万円未満の層は全体的に求めるものが少なく、1,000~1,500万円未満 で「品質」「ネームバリュー」を求める傾向が高かった。
次に、食品の値上げに対するイメージについて聞いたところ、全体的に「どちらでもない」と答える割合が女性の方が高い傾向に。年代別では、年代が上がるごとに印象が「良い」から「悪い」に変化しており、30代以下の男性が他に比べ「良い」印象を持っており、世帯年収別では、1,000万円以上の層が、「良い」印象を持っていることがわかる。
また、ステルス値上げに対するイメージは、「どちらでもない」の回答割合が減り、特に食品・ブランドのイメージや製造メーカーのイメージが「悪い」と答える傾向が高くなる。特に60代男性からのイメージが顕著に悪くなる傾向がうかがえた。一方で、30代以下の男性からは好意的に捉える割合が比較的高くみられ、また、60代男性からイメージが悪くなるのに対し、同じく60代女性は「どちらでもない」の回答割合が高く、「悪い」と答える割合が低かった。