東急電鉄は24日、東急新横浜線(2023年3月開業予定)の運行計画概要について発表した。目黒線では東急新横浜線の開業後、朝ラッシュ時間帯に運行される急行の各停追越し駅を原則として奥沢駅に変更。日吉駅から目黒駅までの所要時間短縮を図る。
目黒線は今年3月のダイヤ改正に合わせ、奥沢駅に設置した通過線の供用を開始。朝ラッシュピーク前に運行される上り急行1本について、奥沢駅の通過線を使用して先行の各停を追い抜き、武蔵小山駅でも各停を追い抜くことで速達性を向上させている。
東急新横浜線の開業後、朝ラッシュ時間帯における急行の各停追越し駅を原則として武蔵小山駅から奥沢駅に変更。日吉駅から目黒駅までの所要時間を2分短縮(現行の22分から20分に)するほか、奥沢駅と武蔵小山駅の両方で各停を追い越し、所要時間を最大5分短縮(現行の22分から17分に)する急行を6本設定する。
なお、目黒線の日吉駅始発列車について、東急新横浜線の開業にともない減便するものの、朝ラッシュ時間帯に1時間あたり10本(現在は1時間あたり22本)、日中時間帯に1時間あたり8本(現在は1時間あたり12本)を日吉駅始発として運行する予定だという。