加熱式たばこ「IQOS ILUMA(イルマ)」専用たばこスティック「SENTIA(センティア)」の新銘柄が10月25日より順次全国発売された。
今回新たに発売されたのは、ほのかに香る強冷メンソールが特徴の新味「アイシー パープル」など6銘柄。今回は新発売された各フレーバーの味わいを紹介していく。
■「SENTIA」のラインアップは全12種類に
「センティア」は「IQOS ILUMA」ならではのクリアな味わいを手頃な価格で楽しめるとして、人気が上昇しているブランドだ。2022年4月4日に29道府県で6銘柄を先行発売し、7月には全都道府県で販売を拡大。
「IQOS ILUMA」の発売当初、その専用たばこスティックは「TEREA(テリア)」のみだったが、「テリア」より50円安い「センティア」は、コスパ重視で新型の「IQOS ILUMA」に乗り換えたいユーザーの受け皿となってきた。
これまで展開してきた6銘柄は、「ディープ ブロンズ」「クリア シルバー」のレギュラー2種類、「アイシー ブラック」「フロスト グリーン」「フレッシュ エメラルド」のメンソソール3種類、「フレッシュ パープル」のフレーバー系メンソール1種類。
さらにそこに6銘柄が今回加わったことで、「センティア」のラインアップは全12種類となった。そのうち11種類は旧型アイコスの銘柄「HEETS(ヒーツ)」からフレーバーの名前を引き継いでいる。
このほど新たに発売されたのは、「ピュア ティーク」「バランスド イエロー」のレギュラー2種類、「クール ジェイド」のメンソール1種類、「アイシー パープル」、「シトラス グリーン」、「トロピカル イエロー」のフレーバー系メンソール3種類。
やさしい味と香りの絶妙なハーモニーが特徴の「ピュア ティーク」は、「センティア」の他のレギュラースティックと比べても、まろやかでクセがない味わい。やさしい風味がふんわりと広がる上質なレギュラーフレーバーで、クセがない一方しっかりとしたたばこのうまみも感じられ、幅広い人にウケそうだ。
「バランスド イエロー」はバランスの取れたマイルドな吸い心地で、レギュラーテイストの中では酸味が立っていて、全体としてはしっかりとした喫味の印象だ。濃厚なコクとうまみが特徴の「ディープ ブロンズ」より香り高さは劣るが、中程度のキックがありつつ、丸みのあるまろやかな味わいにしがっている。
心地よい清涼メンソールの「クール ジェイド」は、「フレッシュ エメラルド」のほのかな爽快感やコク、香りのバランスはそのまま、レベルをそれぞれ強めたような設計となっている。ミントなどのハープっぽいアロマがほのかに感じられ、「センティア」全般に言えることだが、雑味のない洗練された味わいと香り。非常に吸いやすい。
■「センティア」の完全新作フレーバーも登場
フレーバー系メンソールスティックは3種類。まずは柑橘系の香りを味わえるシトラスメンソール「シトラス グリーン」だ。箱を開封すると、柑橘系の香りが漂うが、意外なほど後味はすっきり。全体的な喫味としては強烈すぎない甘さと香りで味わいのバランスが良い。雑味のないクリアなシトラスの風味とメンソールで手軽に楽しみやすそうだ。普段使いで楽しむたばこスティックのポイントを抑えている。
続いて、フルーティメンソールの「トロピカル イエロー」は、マンゴーなどを感じさせるフルーツミックス風味。トロピカルな味わいと香りはあくまで爽やか。こちらもジュースのような甘さを打ち出している味わいではなく、雑味や余計なクセを極力抑えることで、爽快な酸味とアロマを引き立たせているような印象だ。
最後は「ほのかに香る強冷メンソール」がコピーの「アイシー パープル」。旧型アイコスの銘柄「ヒーツ」にはない、「センティア」で初めて追加されたベリー系の新作フレーバーだ。開封時の印象としてはベリーの香りが強調されているようにも感じたが、実際に吸ってみると、メンソールの清涼感と爽快感のインパクトがガツンとくる。ベリーの香りやテイストは謳い文句通りほのかなレベルで、ともすれば吸いづらさを感じさせる強冷感をベリー系の味わいで調整しているようだ。ある程度キック感もあり、リフレッシュにはもってこい。ダークなグラデーションのパッケージデザインで、喫煙後は確かな満足感がある。
「センティア」新銘柄の販売店舗は10月25日より全国のコンビニ、IQOSストア、たばこ販売店で、11月1日よりIQOSオンラインストアで順次発売中。価格は530円。
旧型デバイスに馴染みのあるユーザーの趣向も豊富なバリエーションで、満たしてくれる「センティア」。「ヒーツ」に親しんできたユーザーからは、その味わいの進化ぶりを実感する声も多いようなので、この機会にぜひ試してみては。