クリスマスの飾りやクリスマスソングを見聞きする機会も増え、クリスマスを意識する時期になってきましたね。
そんな中、滋賀県高島市マキノ町のカフェ・山猫軒(@yamaneko_coffee)が「日本人の固定概念を捨ててください」と呼びかけたのが「シュトレンの切り方」について。
近年、日本でもすっかり有名になったドイツのクリスマス菓子ですが、シュトレンをおいしく食べるための切り方はあまり知られていないようなのです。
そろそろシュトレンの季節なので再掲
勇気を出して日本人の固定概念を捨ててください(@yamaneko_coffeeより引用)
山猫軒が教える「シュトレンの切り方」は、“端”からではなく“真ん中”からカット。1切れ5mmほど、食べる分だけカットし、残った分は切り口をくっつけてラップで密封します。そうすると、端から切るよりも乾燥しにくくなるのだそうです。
このツイートに対し、リプライや引用リツイートでは「そうだったのか……」「知らなかったあああ」「目から鱗!」といった驚きの声が続出。
ドイツにおいて、シュトレンはアドベント(クリスマスまでの約4週間)の期間中、味の変化を楽しみながら毎日少しずつ食べるお菓子。だからこそ、最後まで乾燥させずにおいしく食べられるよう、切り方や保存方法が大切なのですね。
このツイートをした山猫軒の「中の人」に、投稿のきっかけやシュトレンへのこだわりについてうかがいました。
「シュトレンの切り方」、投稿者に聞いてみた
――再掲とのことですが、投稿のきっかけを教えてください。
去年の投稿でも大変多くの反響をいただいたのですが「もう切っちゃった」という悲しい引用RTが多く見られたので、今年は少し早めにツイートしました。
――今回の投稿には多くの反響が寄せられていますね。
みんなシュトレン好きだな〜! と感じております。
――山猫軒さんでもシュトレン販売をされているとのこと。こだわっているポイントはありますか?
ドイツ・ドレスデンのシュトレン作りの規定があるのですが、そちらに沿いつつアレンジで具材を増やしてます。仕上げのバターとラム酒もビッシャビシャ!
シュトレンはもともと、クリスマスを心待ちにしながら、数週間かけて少しずつ味わうお菓子。あなたも、山猫軒が教えるシュトレンの切り方を実践して、シュトレンをじっくりと楽しんではいかがでしょうか。
そろそろシュトレンの季節なので再掲
— 山猫軒(滋賀) (@yamaneko_coffee) November 20, 2022
勇気を出して日本人の固定概念を捨ててください pic.twitter.com/WORpoptT9R