シック・ジャパンは11月21日、「ヒゲとファッションに関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月24日〜11月4日、全国の20歳〜69歳男女を対象に行われたもの。
まず、男性881人に今のヒゲの状態についてファッションへのこだわりの有無別で尋ねてみた。すると、ファッションにこだわりのある人の18.8%が「ヒゲを生やし、整えている」と回答。ファッションにそれほどこだわらない人の回答(4.3%)と大きな差が見られた。
ヒゲを生やしている理由については、ファッションにこだわりがある人の52.8%が「おしゃれで」と回答しており、半数以上がヒゲをファッションアイテムとして最大限に活用しているという事が伺えた。一方で、ファッションにそれほどこだわりがない人がヒゲを生やす理由としては「剃るのが面倒だから」が60.3%となっている。
ヒゲを全て剃っている人のうち、今後にヒゲを生やしてみたいとの答えたのは、ファッションにこだわりがある人では34.2%となった。ファッションにそれほどこだわりがない人では12.2%で、約3倍の差が見られた。
ヒゲを生やしていない理由については、「整え方がわからない」が25.5%で最多となり、以下「ヒゲが似合うかわからない」が22.7%、「自分に合ったスタイルがわからない」が16.4%、「生やすきっかけがない」が13.6%で続いた。
ヒゲを生やすメリットについて聞いてみると、「個性・自分らしさを表現できる」が44.4%で最も多く、次いで「大人っぽい、落ち着いて見える」が35.2%、「威厳がある」が28.7%、「おしゃれに見える」が26.9%で上位となった。ほかにも、「イメチェンができる」や「小顔効果」なども挙がっている。
また、男女871人を対象に、男性の顔の中で印象を左右するものについて聞いてみた。すると、「整えられたヒゲ」の回答率は46.7%であり、「メガネ」(39.9%)や「ピアス」(23.5%)を抑える結果となった。