こどもりびんぐは11月21日、「iDeCoを扱う金融機関」に関する調査結果を発表した。調査は9月30日〜11月3日、全国の女性373名(うち30代38.8%、40代32.3%、50代以上23.6%)を対象にインターネットで行われた。

  • 女性が選ぶ「iDeCoを扱う金融機関」ランキング

    女性が選ぶ「iDeCoを扱う金融機関」ランキング

女性が選ぶ「iDeCoを扱う金融機関」ランキング、利用率1位は「SBI証券」で「証券取引の口座のままでき、利用しやすい」「便利で手続きが早い」「手数料が安い」といった評価が。続く2位は「楽天証券」、3位には「みずほ銀行」がランクインした。

全回答者のうち、iDeCoに加入している人は17.7%。加入したきっかけを聞いたところ、「公的年金以外に備えが必要だと思った」(53.0%)、「所得税・住民税の節税になると知った」(50.0%)、「運用額を受け取るとき税制面での優遇があると知った」(40.9%)、「運用益を非課税で再投資できると知った」(25.8%)が上位に。掛金が全額所得控除され、利益・運用益がでた場合でも税金がかからないといった、節税のメリットが加入のきっかけとして多いことが分かった。

  • 加入時に重視したこと

    加入時に重視したこと

また、iDeCoを扱う金融機関の加入時に最も重視したことを聞くと、「管理手数料の安さ」(40.9%)、「運用商品のラインアップが充実している」(13.6%)、「企業イメージがよい」と「申し込み手続きが簡単」(同率7.6%)が上位に。

一方、iDeCoに加入していない理由としては、「余裕資金がない」が最も多く25.1%。次いで「どの機関を選べば良いか分からない」(22.5%)、「申し込み方が分からない」(19.9%)、「リスクがある」(18.9%)、「必要性を感じない」(16.9%)と続いた。