お笑い芸人の小島よしおが、18日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎月第4金曜24:50~※一部地域を除く)に出演し、早稲田大学時代に所属していたお笑いサークルについて語った。

  • 小島よしお=テレビ朝日提供

実力派お笑い芸人を多数輩出し、最近大きな注目を集める“大学お笑いサークル”。サークルと聞くと、同好会のようなイメージを受けがちだが、首都圏の大学のお笑いサークルの中には1,000人を超える巨大組織も。実は、小島は早稲田大学時代、かもめんたる・岩崎う大や槙尾ユウスケらと“WAGE”というお笑いサークルに所属し、学生ながらネタ番組などに出演して大活躍した“大学お笑いブームの先駆者”だったという。

しかし授業冒頭「大学卒業すると同時にWAGEが解散し、路頭に迷う」というしくじりを告白。小島ははその原因を「しょせんアマチュアレベルなのに調子をこき、プロの壁の高さを知って絶望した」からだと当時を振り返る。

小島が挙げた大学お笑いサークルのメンバーがやりがちなしくじりの1つ目は、「超身内客しかいないサークルのライブでウケて天狗になる」というもの。基本的にお笑いサークルは校内で声をかけて集客するため、観客は友人ばかり。内輪だからこそネタがウケやすい傾向があるにもかかわらず、「(舞台に)出てる方はどんどんカン違いしちゃって……」と、天狗になりはじめた頃を回顧する。

2つ目は「お笑いをやっている優越感でクラスメートを見下し、友達ゼロ」。お笑いコンテスト「ギャグ大学偏差値2000」で3位入賞したWAGEは、大手芸能事務所に所属することに。芸能人になった気分でさらに天狗になった小島は「同じクラスの子たちを“一般人だ”って思っちゃってた」と見下していたことを打ち明ける。そんなカン違いから友人がいなくなり、テスト前にノートが借りられず、2回留年という事態に。同じく早稲田大学卒の井桁弘恵が「友だちとのつながりって大事ですよね。そういうのがないとけっこうしんどいですし……」と学生時代の経験を踏まえてコメントすると、なぜか小島は「どうやって友だち作ったんですか?」と逆質問。思わずハライチ・澤部佑は「悲しい質問やめてくださいよ!」と声を上げ、オードリー・若林正恭は「子ども集めてオッパッピーの人が? 説得力なくなるぞ!」とツッコむ。

そして3つ目は「中退を考えがち」なこと。カン違いがピークに達していた大学2年の頃、大学を中退してお笑い界で成功した大御所が多数いることから、小島も大学を辞めようと考えた。しかしこれには親が猛反対し、緊急家族会議の結果、中退を思いとどまったと話す。

ABEMAではこの授業を見逃し配信中で、25日には続編を配信する。