メルカリは11月22日、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品をマンションの宅配ボックスから送れる非対面発送サービスを発表した。11月24日から順次開始し、2024年3月までに全国3,000棟(約30万戸)での導入を目指す。
メルカリとヤマト運輸、マンション向け宅配ボックス「フルタイムロッカー」を手がけるフルタイムシステムの3社の連携により実現した。フルタイムロッカーはタッチパネル操作と専用ICカードを用いる高機能・高セキュリティの宅配ロッカーで、本サービスでもフルタイムロッカーのインターフェースを活用する。
発送方法としては、まずメルカリで売る商品の発送方法を「らくらくメルカリ便」に設定して、取引成立後には商品の梱包だけ済ませて伝票などは特に用意せずフルタイムロッカーに持ち込む。その後ロッカーに必要事項を入力すれば出品者の作業は終わり、その後ヤマト運輸が集荷する。公共の場に設置されるタイプの宅配ロッカー「PUDO」を用いる発送方法とほぼ同じ流れで、マンションの宅配ボックスから送れるようになる。