ワコムは11月21日、直営通販サイト「ワコムストア」において、第三者による不正アクセスを受けたことを発表した。最大1,938件のクレジットカード情報、14万7,545名の個人情報が漏洩したおそれがある。

今回の不正アクセスにより、2022年2月19日〜2022年4月19日午前中の期間に「ワコムストア」で製品等を購入したユーザーのクレジットカード情報が漏洩し、その件数は最大1,938件となるとしている。

漏洩した可能性のある情報は、クレジットカード名義人名、クレジットカード番号、クレジットカード有効期限、セキュリティコード、Eメールアドレス。一部のユーザーのクレジットカード情報が不正利用されたおそれがあると判明している。

また、上記のクレジットカード情報への不正アクセスとは別に、2021年2月22日〜2022年4月19日午前中の期間、過去に「ワコムストア」を利用したユーザーの個人情報に不正なアクセスが行われ、最大で14万7,545名の個人情報が漏洩したおそれがある。

漏洩した可能性があるのは、氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、性別、会員ID、所持ポイント、メールマガジンの希望有無・形式、会社名、学校名など。

なお、クレジットカード情報またはその他の個人情報が漏洩したおそれのあるユーザーには、11月21日より電子メールおよび書状にて個別に連絡が行われるとのこと。ワコムは、クレジットカードの利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度確認するように呼びかけている。