関西ジャニーズJr./Aぇ! groupの末澤誠也が、このたび主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ボーイフレンド降臨!』のスピンオフ作品『黒瀬降臨!』(TELASAで前編配信中、後編は12月3日の本編第7話放送終了後に配信)の囲み取材に応じた。
『ボーイフレンド降臨!』は、高橋海人(King & Prince)演じる謎多き記憶喪失の青年・アサヒと、人生の分岐点で行き詰まる35歳の女性桜井ユキ演じる茶谷かしこ&田中みな実演じる佐藤渉の12歳差男女3人によるトライアングル・ラブコメディ。『黒瀬降臨!』は、かしこが勤める広告代理店のデザイナー・黒瀬顕介(末澤)にスポットを当てたスピンオフで、仕事は半人前ながら発言だけは一人前のクセあり男子・黒瀬の知られざる思いやドキドキの恋模様まで、本編では描かれない姿が続々と明かされていく。
会社での周囲の評価とは裏腹に自信満々だが、アサヒが現れて以来自分が軽んじて見られているのではと危惧している黒瀬。そんな中、青柳有造(光石研)行きつけの焼き鳥店の案件が舞い込み、立候補する。一発逆転のチャンスとやる気満々で挑む黒瀬にかしこと渉が急接近し、トライアングル・ラブが幕を開けることに!?
末澤のコメントは以下の通り。
■より一層芝居を好きになった現場
――撮影が終わっての感想を教えてください。
すごく明るい撮影現場で、キャストの皆さんも和気あいあいとしていて、合間にも色んな話をさせてもらいました。リラックスしながら撮影することができてありがたかったです。黒瀬を演じるにあたって今まで自分の中になかった引き出しを監督に開けていただき、より一層お芝居を好きになりました。
――黒瀬はどんなキャラクターですか。
自分は仕事ができていると思っているんですけど、第三者から見たらできていない。チャラチャラしたナルシストで自信家です。白鳥さん(本多力)、赤井さん(伊藤修子)との3人でのオフィスシーンが多かったので、2人に負けないように黒瀬のキャラクターをしっかり出そうというのが僕の中での課題でもありました。『ボーイフレンド降臨!』はラブコメディで、僕たちはコメディの部分を担うことが多かったので、リアクションや表情作りといった、これまであまり経験のないことにチャレンジできて楽しかったですし、「もっとしたかったな」という気持ちもありますね。
僕自身は「黒瀬は憎めない子ではないけど、愛されキャラまではいかない」とクランクインのときに聞いて、なるほどと思いながらキャラを作っていきました。ミスも多くて態度も大きいんですけど、憎めないかわいさが視聴者の皆さんに伝わっていたらうれしいです。
――末澤さんとの共通点はありますか。
僕は……“憎めない子”なんですかね、どうなんやろ(笑)。自分では分からないのですが、スタッフさんたちには「すごく似てる」と言ってもらえました。
■桜井ユキ、田中みな実は「本当に優しいお姉様方」
――『黒瀬降臨!』はどんな作品ですか。
本編では描かれていない、黒瀬の仕事での成長や苦悩、恋愛模様を、キュンキュンしたりクスッと笑いながら見ていただける作品になっています。
――キュン要素ということは、本編で高橋さん演じるアサヒがやっていたようなお姫様抱っこやエアハグなども盛り込まれているのでしょうか。
本編とは違って、恋愛模様の中で実は僕は“されるほう”、受け身側なんです。緊張しましたが、桜井さん、田中さんというお姉様方に引っ張っていただきながら楽しく撮影させていただきました。
――桜井さん、田中さんの印象は。
クランクインしたのが桜井さんと2人のシーンだったのですが、気さくに話しかけてくださいました。1人で初めての現場に入ることへの緊張もあったのですが、桜井さんがすごく和ませてくださって。撮影の合間には僕が関西出身ということで、関西のオススメのお店について話しました。
田中さんとはスピンオフでがっつり絡むシーンがありました。「すごく乾燥肌なんです」と話したら「ちゃんとしたほうがいいよ」って心配してくださって。「でも化粧品も色々あって難しいですよね」と言っていたら、「これからはちゃんとケアして」と化粧品を一式くださったんです!
撮影では、桜井さんが現場の空気を作りながらリードしてくれたり、田中さんも2人のシーンで「こういうふうにやってみる?」と提案もしてくださったり、本当に優しいお姉様方でした。