Housmartは11月21日、「東京23区 人気公立小学校区ランキング2022」と「中古マンション値上がり学区ランキング」を発表。調査は、同社運営アプリ「カウル」会員の検索情報、および東京23区公立小学校区別の中古マンション資産推移データをもとに独自に算出したもの。
マンション購入検討者による検索情報を元に算出した、「東京23区 人気公立小学校区ランキング2022」では、1位「文京区立誠之小学校区」、2位「文京区立窪町小学校区」、3位「文京区立昭和小学校区」、4位「文京区立千駄木小学校区」と、高い進学率を誇る文京区にある名門公立小学校、通称「3S1K」と言われる4校が上位を占める結果に。
以下、5位「千代田区立番町小学校区」、6位「港区立白金小学校区」、7位「千代田区立麹町小学校区」、8位「目黒区立東山小学校区」、9位「品川区立第三日野小学校区」、10位「港区立青南小学校区」と続き、5位以降も人気の高い名門公立小学校がランクイン。また、国立・私立中学校への進学率1位の文京区が、上位20位内に7学区ランクインした。
中古マンションは3年前との比較では全体的に値上がり傾向にあるが、そんな中、最も値上がりした学区は「江東区立第二辰巳小学校区」で、値上がり率は38.46%だった。総戸数3,326戸の都営住宅団地建て替え工事が行われているエリアで、再開発が進んでいる。
以下、2位「世田谷区立東深沢小学校区」(35.77%)、3位「練馬区立富士見台小学校区」(35.23%)、4位「葛飾区立宝木塚小学校区」(35.12%)、5位「足立区立北三谷小学校区」(35.05%)、6位「江東区立枝川小学校区」(34.91%)、7位「世田谷区立若林小学校区」(33.40%)、8位「墨田区立中和小学校区」(33.28%)、9位「世田谷区立深沢小学校区」(32.70%)、10位「板橋区立志村第一小学校区」(32.69%)と続き、再開発が進むエリアや、東京23区のなかでも手頃な価格帯で中古マンションを購入することができるエリアの物件価格上昇が顕著に見られた。