フジテレビ系バラエティ特番『ただ今、コント中。』(26日21:00~)では、サンドウィッチマンからの熱い要望により、先輩コント師の石塚英彦(ホンジャマカ)、三村マサカズ(さまぁ~ず)、大久保佳代子(オアシズ)、中川家が出演。かつて、ホンジャマカとバカルディ(現・さまぁ~ず)によるバラエティ番組『大石恵三』(93年、フジ)に出演していた石塚と三村が、再びコントで共演する。

  • (左から)福田麻貴、三村マサカズ、石塚英彦=フジテレビ提供

「ツッコミカフェ」では、腕利きの“ツッコミ”たちが店員として働くカフェに、ボケたがりな客として石塚、大久保、富澤たけし(サンドウィッチマン)がやってくる。それぞれの客に合ったツッコミをするべく、“ツッコミ”店員の小峠英二(バイきんぐ)、伊達みきお(サンドウィッチマン)、三村がテンポ良く次から次へとツッコミを入れていくが…。

また、伊達が依頼人となり、引越し業者の中川家と新人アルバイトの富澤が冷蔵庫の搬入に奮闘するコント「引越し」や伊達が農家、コカドケンタロウ(ロッチ)が中継現場のレポーター芸人、礼二(中川家)が現場カメラマン、剛(中川家)が現場の若手ディレクターとしてコラボするテレビ中継舞台裏コント「おらの村さ来い!!」も登場。

他にも、石塚が刑事のボスとなって犯人逮捕を目指すも予期せぬ方向へ展開するコント「事件はファミレスで起きている」や、伊達が三村の物まねをする芸人“しみぃ~ず三村”となって本人である三村と共演を果たすコントなどが展開される。

コメントは、以下の通り。

■石塚英彦(ホンジャマカ)
――番組への出演が決まったときの感想を教えてください。
「やっぱりフジテレビでコントができるっていうことは、僕らの時代だと認められた芸人じゃないとできないことだったので率直にうれしかったです。三村さんはさまぁ~ずとして自分たちでコントをされていますが、僕は普段グルメリポーターだと思われていることもあるので(笑)。そういう意味では、僕が何者なのかということを久しぶりに世間の皆さんに少しでも知ってもらえるチャンスだと思いました」

――実際にコントをやってみていかがでしたか?
「本当に楽しかったですね。本来、人を笑わせるという部分を第一に持ってこなければならないのですが、自分が楽しいという気持ちが第一にきちゃいました(笑)。それはやっぱりサンドウィッチマンをはじめとするみんなと一緒にできる喜びが大きかったです。リハーサルから楽しくて、盛り上がりました。三村さんは変わらないと言いたいところですが、パワーアップしていました(笑)。すばらしい男でした」

――今回の見どころと視聴者へメッセージをお願いします。
「見どころは全部だと思っています。いろんな人たちが集まって一つの作品を作り上げるということはチームワークが重要になってくるので、プロの人たちにはそこも見てほしいです。とにかく楽しんで見てもらえたらうれしいですね」

■三村マサカズ(さまぁ~ず)
――番組への出演が決まったときの感想を教えてください。
「サンドウィッチマンの二人から出てほしいということで、気持ちがピリッとしました(笑)。しっかりやらないと、と思いましたが、そう思ってくれることはうれしいですね」

――実際にコントをやってみていかがでしたか?
「練習もあまりせずに、リハーサルをやってすぐに本番だったので、お互いに手の内を見せない感じが懐かしいなと思いました。別々のコンビやグループの方々とコントをするのは本当に久々だったので楽しかったです。石塚さんと一緒にコントをやるのは久しぶりで、約30年ぶりだったのでとても興奮しました」

――今回の見どころと視聴者へメッセージをお願いします。
「久しぶりのスタジオコントでちょっと舞い上がっている自分もいるので、そういう部分も含め温かい目でみていただけたらと思います」

■大久保佳代子(オアシズ)
――番組への出演が決まったときの感想を教えてください。
「私は普段コントをあまりやらないので、うれしさが半分、大丈夫かなという不安が半分でした。でもメンバーが穏やかそうな人たちばかりだったので、和気あいあいとやれるかなと思って楽しみにしていました」

――実際にコントをやってみていかがでしたか?
「本当に穏やかな雰囲気の中で撮影しましたね。収録日の前に読み合わせしたりとかするのかなと思っていたのですが、当日に集まって一気にセリフを合わせてリハーサルをやってそのまま本番だったので、皆さんのフットワークの軽さと瞬発力に驚きました。楽しかったです」

――今回の見どころと視聴者へメッセージをお願いします。
「フリーなアドリブ力が試される場面もあって、私も面白くなるように頑張ったのですが、今回はレジェンドの方々がたくさん出演されてコラボレーションしているので、一視聴者として興奮しました。おじさんたちが頑張っていて面白かったので注目してほしいです(笑)。私もすごく楽しそうにやっていると思うので、優しい目で見ていただけたらうれしいです」

■中川家
――番組への出演が決まったときの感想を教えてください。
剛「自由にやらせてもらえるということを聞いて実際に収録をしてきたのですが、ちょっと自由にやり過ぎたかなと思います(笑)。ありがたいですね」

礼二「久々に大勢のスタッフさんたちと一緒にコントをやらせていただいて、スタジオも和気あいあいとしていて楽しかったです。昔のフジテレビのコント番組はもっと殺伐としていましたからね(笑)。時代も変わったんやなと思いながらやらせていただきました(笑)」

――実際にコントをやってみていかがでしたか?
礼二「本当に楽しかったですね。サンドウィッチマンの二人もコントを終わらせようとしないので、永遠に続いた結果、かなり長くなりました(笑)」

剛「伊達ちゃんがなかなか終わらせようとしなくて。サンドウィッチマンは実は悪い人たちですからね(笑)。全部裏で手を回しているんで。“まだ終わるなよ”という目でこっちを見てくるんですよ(笑)。」

礼二「気心知れた仲なので、ほぼ打合せもせずに収録して。いい緊張感を持ちつつ、心地よくコントに挑めましたね」

剛「スタッフさんも悪いんですよ(笑)。“好きなようにやってください”って言うから。こっちはそのまま受け取りますからね(笑)」

――今回の見どころと視聴者へメッセージをお願いします。
剛「みんなが仲良く和気あいあいとやっているところが視聴者の皆さんに伝わればうれしいです。ぜひ楽しんでご覧いただければと思います。僕らのコントに関しては台本がほぼゼロに近いので、素の部分も見てください」

礼二「僕らが出ているコントをこの番組の他のコントと見比べてもらって、練習しないとこうなるんだぞ、というところを見ていただけたらと思います。これはこれで味が出ているのでお許しいただいて、楽しんでもらえたらうれしいです」

(C)フジテレビ