クラウドワークスは11月18日、「副業に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は9月14日〜21日、日本全国の15歳以上の男女1,057人を対象に行われたもの。
まず、同調査と総務省の「労働力調査」からの推計によると、副業経験者と副業意向者を合算した"潜在副業人口"は4,089万人(59.6%)に達する事が分かった。副業経験者は33.6%であり、そのうち「現在副業をしている」と答えた人は19.8%、「過去に副業経験がある」と答えた人は13.8%となった。
一方で、「副業未経験だが副業意向あり」と答えた人は26.0%で、今後副業を始める人はさらに増加することが見込まれるという。
副業経験者の1カ月あたりの収入について調べたところ、5万円未満の収入が65.8%と最も多かった一方、13.4%は10万円以上の副収入を得ている事が分かった。
副業経験者に対し、副業を通じて得られた事について尋ねてみた。すると、副業で得られたことは「副収入が得られた(生活費+生活費以外)」(311人)が最多となったほか、「本業では得られないやりがいを得られた」(64人)や「趣味・好きなことを副業にできた」(47人)といった感情報酬に関する回答も見られた。
副業をしていて大変だった事について聞いてみると、「確定申告などの行政手続き・計算」(84人)が最も多かった。
また、副業をしていて大変なこと(365人)よりも得られたこと(610人)の方が多くの回答を得ているとのこと。