SKTは、高速なレスポンスを追求した、10.3型E Ink電子ペーパー搭載タブレット「BOOX Tab Ultra」を11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は99,800円前後を見込む。メーカーはONYX International。
直販サイト「SKTNETSHOP」で予約を受け付けており、11月26日に出荷開始。Amazon.co.jpでも12月1日から販売予定(楽天市場、Yahoo!ショッピングは、執筆時点では予約できない)。
電子ペーパー搭載タブレット「BOOXシリーズ」の“集大成とも呼べるモデル”としており、高速リフレッシュのために独自に新開発したGPU「BSR」(BOOX Super Refresh)を搭載して全体的な動作応答性を高め、マルチタスクのためのクアルコム製8コアCPUも搭載して「生産性を向上させるための並外れたパフォーマンスを発揮する」という。メモリ(RAM)は4GB。
10.3型のE Ink製フラットHD Cartaスクリーン(1,872×1,404ドット/227dpi)を搭載。フルラミネートによってタッチレイヤーを従来より50%薄くし、光の透過率を30%高めている。静電容量方式のタッチ操作と、4,096段階の筆圧検知に対応し、付属の消しゴム機能付きマグネティックスタイラスで手書きメモを取れる。フロントライトは暖色と寒色に対応する。
OSにAndroid 11を採用し、アプリ追加にも対応。本体背面には1,600万画素カメラを備え、紙の資料やホワイトボードなどを撮影してPDF化し、メモを取ってメールや各種クラウドストレージで共有可能。
128GB(UFS 2.1)のストレージを搭載。microSDカードスロットを備え、最大512GBまでのmicroSDXCメモリーカードに対応する。IEEE 802.11b/g/n/ac準拠の無線LANを備え、Bluetooth 5.0にも準拠。Gセンサー、指紋認証センサー、デュアルスピーカーとデュアルマイクも内蔵する。バッテリー容量は6,300mAh。インタフェースはOTG対応のUSB Type-C端子。
本体サイズ/重さは225×184.5×6.7mm/480g。付属のスタイラスは電磁誘導方式のため充電は不要。ケースは、3つ折りタイプのマグネティックケース(重さ180g)が期間限定で付属するほか、別売のキーボード付きタイプ(同420g)も用意する。