MMD研究上は11月17日、「日米中3ヶ国都市部スマートフォンユーザー比較調査」の結果を発表。調査は8月23日~28日、15~69歳のスマートフォンを所有する日本(東京、大阪)在住者557名、アメリカ在住者562名、中国在住者552名を対象にWEBで行われた。
週に1回以上利用するアプリのジャンルを聞いたところ、日本は1位「メッセージアプリ」(78.1%)、2位「Eメール」(63.2%)、3位「天気」(54.9%)という結果に。
アメリカは「電話」(79.9%)が最も多く、次いで「Eメール」(79.0%)、「SNS」(69.6%)と続き、中国は「メッセージアプリ」(86.8%)、「電話」(72.6%)、「ネットショッピング(ネットスーパー以外)」(65.4%)が上位となった。
週に1回以上利用しているメッセージアプリ・SNSについては、日本は「LINE」(91.2%)が最も多く、次いで「Twitter」(56.6%)、「Instagram」(45.8%)。
アメリカは「Instagram」(69.0%)、「Facebook」(67.5%)、「Messenger(FacebookMessenger)」(50.8%)が上位に。中国は「微信(WeChat)」が最も多く97.4%。次いで「抖音(Douyin)」(73.5%)、「微博(Weibo)」(48.5%)と続いた。
現在利用している音楽再生アプリの上位は、日本は「Spotify」(34.3%)、「Amazon Prime Music(Unlimited含む)」(27.2%)、「Apple Music」(24.9%)、アメリカは「Spotify」(54.1%)、「YouTube Music(Premium含む)」(42.3%)、「Apple Music」(35.6%)、中国は「QQ音乐(QQ Music)」(63.5%)、「網易雲音楽(NetEase Cloud Music)」(46.4%)、「酷狗音乐(KuGou Music)」(41.8%)。
同様に、動画再生アプリについても聞くと、日本は「Amazon Prime Video」(38.7%)、「Netflix」(17.6%)、「YouTube Premium」(8.2%)、アメリカは「Netflix」(79.2%)、「Hulu」(56.0%)、「Amazon Prime Video」(53.7%)、中国は「腾讯视频(Tencent Video)」(65.1%)、「爱奇艺(iQIYI)」(62.1%)、「優酷土豆(YoukuTudou)」(33.4%)が上位に。ちなみに、何らかの動画再生アプリを有料で週に1回以上利用している日本の割合(57.7%)は、アメリカ(95.4%)や中国(90.8%)に比べて低いことがわかった。
最後に、1年間で遊んだモバイルゲームのジャンルを聞いたところ、日本は「パズル」「ロールプレイング」「音楽、リズム」、アメリカは「パズル」「アドベンチャー」「スポーツ」、中国は「シューティング」「ロールプレイング」「アドベンチャー」がそれぞれ上位となった。