JR東日本水戸支社は18日、茨城デスティネーションキャンペーン(2023年10~12月開催)を記念し、かつてE653系で採用された茨城・福島各地域のテーマカラー5色をE657系で再現すると発表した。12月下旬から常磐線特急列車の一部で運用される。

  • E657系塗装イメージ(JR東日本水戸支社提供)

E653系は2013年まで常磐線の特急列車で運行され、茨城・福島各地域のテーマカラー5色を車体に施し、好評を博した。来年秋に開催される茨城デスティネーションキャンペーンに合わせ、かつてのE653系と同様のテーマカラーによるリバイバル塗装を現行のE657系5編成に施し(各1色)、車両の側面にシンボルマークも掲出。キャンペーンを盛り上げる。

緑色の塗装を皮切りに、12月下旬から順次運行開始し、茨城デスティネーションキャンペーン期間をめどに5編成が品川~仙台間(上野東京ライン・常磐線・東北本線)で運行される予定。2026年春まで定期列車の一部で運用を予定している。

  • かつて常磐線の特急列車で活躍したE653系。1998年撮影(JR東日本水戸支社提供)

これを記念し、勝田車両センターにて「E653系リバイバルカラー車両撮影会」を12月24日に開催。当日は第1部(10時30分から11時30分まで)・第2部(13時30分から14時30分まで)・第3部(15~16時)の3回行われる予定。車両お披露目を兼ねた撮影会として、リバイバル塗装を施したE657系の第1弾(緑色)を展示する。

「JRE MALL」水戸支社にて、12月2日14時から申込みを受け付け、各部20名(合計60名)を募集。定員に達し次第、募集を締め切る。中学生以下は保護者の参加も必要。未就学児は参加不可。販売額は大人・こども共通で1万2,000円となる。