優良工事店ネットワークは11月16日、「リフォーム」に関するアンケートの結果を公開した。調査は、11月、工事店とリフォーム経験者を対象にインターネットで行った。

まずはリフォームのプロである工事店にリフォームで一番重要なことを聞いたところ、6割の職人が「工事店選び」が最も重要だと回答。次いで多かったのは「予備知識を身につける」だった。

過去にリフォームしたことがある消費者(リフォーム経験者)に「次にリフォームをするなら同じ業者に頼む? 」と聞いたところ、4割が「頼まない」と回答した。依頼したくない理由としては「仕上がりが悪かった」「追加費用が異常に高く感じた」「職人の態度が悪かった」などが多くあった。

一方で比較検討される工事店の立場としては、相見積もりは避けてほしいと考えそうだが、約8割の工事店が「相見積もりをした方が良い」と回答。相見積もりをした方が良い理由としては「金額相場を知れる」「知識・経験、工事内容や使用する材料などが違うため」「複数の工事店から提案を受けるので、選択肢が増えて良い」と回答した人がほとんどだった。

相見積もりをした人に「相見積もりをした目的」を聞いてみたところ、6割が「金額を比較したい」と回答していることから、工事店が考える「相見積もりの目的」とズレがあることがわかる。

消費者と工事店では「相見積もりの目的」に違いがあったが、「リフォームの依頼先を決める際、何が重要だと思うか?」を聞いたところ、工事店と消費者とも1位が「技術力がある」だった。