ワンダーラボは11月15日、サイエンス教材「セルトンのふしぎなタブレット」のリリースを発表した。
同商品は、小学生向けSTEAM教育領域の通信教育サービス「ワンダーボックス」に含まれるアプリ教材。サイエンス教材の1つとして、 生命の誕生や死を計算機上でシミュレーションするゲーム「ライフゲーム」を題材としたアプリ教材を制作した。自ら仮説を立て、未知の世界を追究していく思考力を育む内容となっている。
ライフゲームは、 多くの数学者やエンジニアを熱狂させ、 1974年の "Time" 誌で「ライフゲームの大群が数百万ドルの貴重な計算機資源を浪費している」と言わしめたもの。 ライフゲームに熱中した研究者・技術者の中には、 今日のコンピュータにまつわる技術革新に大きく貢献した人もいるのだそう。
ゲームでは、白い正方形をセルとして扱う。セルはシンプルなルールで動くようになっており、動く事による「生成と消失」=「生き死に」が「ライフゲーム」となる。この「生き死に」のプロセスの中で同じ形で留まり続ける特別な形(固定物体)の探索や、自由な動きの創作が、直感的な遊びに繋がるという。
また、初期配置を少し変えるだけで全く異なる結果をたどるようになるセルを通じて、「なぜそうなったのか?」「こうしてみたらどうなるのか?」を考え、試し、未知の物や不思議な物に「ハマる」瞬間を感じる事も教材のねらいとなっている。